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もう誰にも振り回されない。孤立したママ友に複雑な気持ちを抱きつつも前を向く【苦手なママ友】

  • 2026.9.9

内気な性格で人と関わることが苦手な美咲さんは、保育園の集まりもいつも憂鬱でしたが、地味な自分とも仲良くしてくれる明るい怜奈さんに救われていました。しかしある日、怜奈さんが仲良くしてくれていたのは自分の引き立て役にするためだったのだと知りショックを受けた美咲さん。怜奈さんのSNSを確認すると、2人で撮った写真はどれも怜奈さんの写りは完璧ですが、美咲さんは半目など写りの悪い写真ばかり。利用されていたとわかり、怜奈さんと距離を置きたいと思った美咲さんは、思い切って保育園イベントのお手伝い係に立候補し、物理的に忙しくしました。イベントの打ち合わせなどで忙しくなった美咲さんは、怜奈さんと過ごす時間が減り、役員ママたちと話すことが増えました。美咲さんの態度が素っ気なくなったことが面白くない怜奈さんは、息子のハヤトくんと美咲さんの娘つむぎちゃんが2人で写る写真に「うちの王子と子豚ちゃん」とキャプションをつけてSNSに投稿。これを見た美咲さんは、憤りと恐怖を感じ、改めて怜奈さんと距離を置こうと固く決意。その後も、怜奈さんは「私のことを避けてない?」「子ども達が遊びたがってるのに親の勝手な都合で引き離すなんて可哀想」と言って美咲さんを自分のそばに置いておこうとしますが、「保育園でいっぱい遊べるから平気」と子ども達に言われ悔しそうに黙り込みました。すると、怜奈さんは通りすがりのたっくんママを見つけ強引にツーショット写真を撮りますが、引き立て役にするつもりが自分の方が顔が大きく見える写りで苛立ちます。数日後、怜奈さんは保育園で美咲さんの評判を落とすようなデマを流しており、美咲さんはこっそり様子を窺っていました。「それ、嘘だよね?」と香織さんが反論してくれても、美咲さん自身がみんなの前できっぱり否定しても「そっちこそ嘘ついてるでしょ?」と嘘を認めない怜奈さん。呆れた美咲さんが「私がみんなに嫌われたら、自分のところに戻って来るって思った?」と聞くと、怜奈さんは動揺。美咲さんは、怜奈さんの魂胆を知っていることを明かし「ハヤト君ママとはもう一緒に写真は撮らない」ときっぱり告げると、「ずっと言いたかったんだけど、私の隣にいて顔が小さく見えるのは、遠近法じゃなくてエビングハウス錯視だから!」と言い放ちました。怜奈さんは困惑しながらも「いい気にならないで」と言い捨て走り去りました。横で2人のやり取りを見ていた香織さんは、怜奈さんが遠近法とエビングハウス錯視を間違って使っていたことを指摘した美咲さんを「面白すぎなんだけど」と笑い、「だって・・」と美咲さんも照れながら笑いました。

これからは誰かに振り回されない

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私と一緒にいると自分が痩せて可愛く見えるからという理由で仲良くしていた怜奈さん。その魂胆を知って怜奈さんと距離を置こうと決めた私は、ついに怜奈さんにきっぱりと気持ちを伝えることができました。そしてついでに、ずっと言いたかったことも伝えました。怜奈さんが以前、「つむぎちゃんママが隣にいるだけで遠近法で細く見える」と話していたのを聞いて、それは遠近法じゃなくてエビングハウス錯視だとずっと訂正したかったのです。ようやく言えてスッキリしました。

私は怜奈さんと距離を置きましたが、その後も子どもたちの関係は変わりませんでした。お迎えの帰り、「ハヤト君、また明日ね」「おう!ブロックの続きな!」と約束し、ハイタッチしてバイバイする2人。

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そんな2人の様子を見て、「子どもたちは仲が良いままでよかった」と心からホッとしました。

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あの日から、怜奈さんはひとりでいることが多くなりました。

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孤立させてしまったのは私のせいかもしれないけど、だからといって優しくはできません。怜奈さんと距離を置いたことは間違っていなかったと思っていますが、怜奈さんが孤立することを望んでいたわけではなく、なんとなくスッキリしない気持ちでいると、「ねぇ、来年は役員一緒にやらない?」と香織さんに声をかけられました。

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以前の私なら「無理です」と即答していたかもしれませんが、自然と前向きな気持ちになり「やってみようかな」と答えました。いや、以前のままの私だったら、こんな風に誘われることもなかったかもしれません。私の返答を聞いた香織さんは「やった!」と喜んでくれ、私も嬉しくなりました。怜奈さんに利用されていたと知ったときはとても傷ついたけれど、変わるきっかけをくれたことには少し感謝しています。あのことがなかったら、私は今こうして香織さんや他のママたちと仲良くなれていないと思います。これからは、誰かに振り回されない自分になろう。そう思いました。

自分を良く見せるために美咲さんを利用していた怜奈さん。誰かを下げることで自分を上に見せても、実際の自分は何も変わっていませんよね。自分で行動を起こし、怜奈さんとの関係を見直した美咲さんは、前向きになり交友関係も広がりました。怜奈さんは自分に自信がなかったのかもしれません。でも、怜奈さんも美咲さんのように変われるチャンスはいくらでもあります。いつか怜奈さんと美咲さんが対等な立場で本当に仲良くなれる日が来るかもしれませんね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

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