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川口春奈「生き様、人生、そして覚悟を見届けて欲しい」 『ママがもうこの世界にいなくても』作品への思い語る

  • 2026.9.9
映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』お披露目試写会にて (C)遠藤和/小学館 (C)2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会 width=
映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』お披露目試写会にて (C)遠藤和/小学館 (C)2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』のお披露目試写会が9月7日に都内で開催され、キャスト陣&山戸結希監督を含めた総勢12名が登壇。主人公・和(のどか)を演じた川口春奈は「のんちゃんの生き様、人生、そして覚悟を見届けて欲しい」、共演の高杉真宙は「届いた愛がご家族や娘さんに届くことを願って」と、熱く語りかけた。

【写真】第1子妊娠中の川口春奈

2018年、青森。当時21歳だった遠藤和さんに告げられたのは、「ステージIVの大腸がん」という過酷な現実だった。それでも彼女が手放さなかったのは、夫・将一さん、そして生まれてくる子どもへの愛。「絶対、別れない」。将一さんのその言葉を胸に、過酷な運命に抗いながら、24歳で旅立つその日まで、誰よりも「今」を全力で生き抜いた。本作は、遠藤さんによる同名のベストセラー手記(小学館刊)を映画化。

9月7日に都内で開催されたお披露目試写会に登壇したのは、川口、高杉、松本穂香、中島瑠菜、清水くるみ、笠原秀幸、一ノ瀬颯、星野真里、森田望智、デビット伊東、小林聡美、山戸結希監督。

元々和さんの話をテレビ番組で知っていたという川口は、オファーを受けた当時を振り返り「映画化にあたり原作や(和さんの)映像を改めて拝見したり、監督の思いや『この映画を作る意義』みたいなものにすごく共鳴したので、私の体で和さんの生き様を表現できたらという思いでやらせていただきました」とコメント。

そんな川口の全身全霊のお芝居を隣で支え続けた高杉は、「川口さんは全ての時間が一番大変な役どころだと思うんですけれど、僕らキャスト・スタッフ全員で最大級のフォローをしようと思っていました。でもそんなことは関係なく、川口さんご自身が多くの方に気を配って撮影されている姿を見て、僕らも『そんな川口さんと一緒に素敵な作品を撮りたい』という気持ちで撮影させていただきました」と語り、二人の強い絆をうかがわせた。

和の実家である櫛引家の次女・三女を演じた松本と中島は、現場での印象的な思い出として、団地での撮影シーンを挙げた。松本が「最初の団地で朝の支度をしているシーンを撮った時に、居心地が良く、幸せな空間で…。温度感も好きで印象に残っています」と話すと、中島も「私がお姉さんたち二人に髪の毛整えてもらうシーンで、頭をポンポンとされて『あ、私本当に妹だ』と思わせてもらえて。それからは『お姉ちゃん』という気持ちで二人を見続けようと決めました」と微笑ましいエピソードを披露。

主治医役の星野は「(自身の娘が病院にお世話になる中で)『先生はどんな思いで私たちに言葉を伝えてくれていたのかな』と改めて考える機会が多く、役を通して自分の人生が豊かになっていくんだということを実感させていただきました」と手応えをにじませた。

がん患者の友人役を演じた森田は「実際のがん患者の方にも取材をさせていただき、『この地球上の誰にもこんな辛い思いはしてほしくない』という言葉にすごく刺さりました。病気だからかわいそうなわけでは全くなくて、自分次第で生き方はどうにでも変えられるんだなと教えていただきました」と振り返った。

そしてイベントの最後には、キャストを代表して高杉と川口からメッセージが。高杉は「僕にとって本当にすごく大切な作品になりました。『愛を伝える』というのはすごく簡単なことだと思うんですけど、なかなか行動に移せなかったりする中で、和さんはその愛を形にして届けられて、僕らが受け取って届けさせていただく機会をいただいたことは素晴らしいことだと思います。届いた愛が改めて和さんのご家族や娘さんに届くことを願っております」とコメント。

川口は「のんちゃん(和さんの愛称)の生き様、人生、そして覚悟を見届けていただきたいですし、そこを尊重し献身的にサポートして愛情で包み込んだ本当に素晴らしいご家族のお話だと思っています。ぜひ最後まで観ていただけたら嬉しく思います」と力強く呼びかけ、会場全体から盛大な拍手が送られた。

映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は、10月2日より全国公開。

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