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同僚「お腹出てきた? 妊娠した?」不妊治療中の私が『逆質問』で問い詰めると沈黙「ごめん」

  • 2026.9.3

何気ないひと言でも、不妊治療中の人には心に刺さるもの。今回は、同僚の無神経なひと言を、筆者の友人ゆいさん(仮名)が言い返してスカッと成敗したエピソードを紹介します。

「「妊娠した?」その一言が刺さった

不妊治療を続けている私は、薬の影響などで少しお腹がぽっこりしていることを気にしていました。ある日、同僚のかなさん(仮名)から「なんかお腹出てきた? もしかして妊娠した?」と笑いながら聞かれました。

その言葉に、私は一瞬笑顔が固まってしまいました。

自分を守るために、私は言った

不妊治療中であることを知らないとはいえ、まだ話したくない繊細な話題に土足で踏み込まれたように感じ、モヤっとした私。その場では笑って流そうとしましたが、心の中にはなんともいえない引っかかりが残りました。

「嫌な人だと思われるかもしれない。でも、自分の心を守るためには、言うべきことは言わなきゃ」と思い、意を決したのです。

言わなきゃ伝わらない

感情的にはなりたくなかったので、できるだけ笑顔を崩さず、「そう見えるんですね。じゃあ、もし妊娠してなかったら、今の質問ってどういう意味になります?」と聞き返しました。

かなさんが言葉に詰まると、「妊娠って、本人が報告するまでそっとしておくものだと思ってました」と、できるだけ穏やかに伝えました。

すると、さっきまで笑い声があったその場が、まるで空気が凍ったようにシーンと静まり返ったのです。私自身も「ちょっと言いすぎたかな」と思いながらも、言いたいことをきちんと伝えられた清々しさがありました。

嫌なことは、嫌と言っていい

「ごめん、軽い気持ちで聞いちゃった」とかなさんは反省し、それ以降、ゆいさんの体型について触れることはなくなくなりました。

言い返すのは少し勇気が要りましたが、「自分を守るために、嫌なことは嫌だと言っていい」と、私は改めて感じたのでした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:中條みき
医療事務として7年間勤務。患者さんに日々向き合う中で、今度は言葉で人々を元気づけたいと出版社に転職。悩んでいた時に、ある記事に救われたことをきっかけに、「誰かの心に響く文章を書きたい」とライターの道へ進む。専門分野は、インタビューや旅、食、ファッション。

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