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「携帯電話やプレステが多くを台無しにした…今の子はスマホばかり見てる」36歳悪童バロテッリが思う、イタリア代表低迷のワケ

  • 2026.8.31

ワールドカップで通算4度の優勝を誇るイタリア。

だが、近年は低迷が続いており、2018年以降は3大会連続でワールドカップ出場を逃している。

かつてそのイタリア代表を背負って立つ存在として期待されていたマリオ・バロテッリ。

36歳になった悪童は今年からUAEのアリ・イティファクでプレーしている。

そのバロテッリは、『Guardian』のインタビューで、イタリアが抱える問題についてこう話していた。

「問題はとても単純だ。テクニカルな話よりも日常生活やイタリアで目にする光景に基づいた現実的な説明をする方がいいだろう。

俺たちが子供の頃は、何時間もサッカーをして遊んだものだ。ボールが見えなくなるほど暗くなるまで外にいて、よく母親に叱られたのを覚えている。明日は外で遊ばせないと脅されたりもした。

でも、今は(地元の)ブレシアや他のイタリアの都市でも同じだが、公園はガラガラ。誰もいない。

コンピューターや携帯電話、プレイステーションが多くを台無しにした。何よりも親の考え方が変わってしまった。

今の7歳児は、3日に一度、2時間ほどサッカーをする程度だろう。俺たちは、体系的なトレーニングに加えて、毎日公園で3時間遊んでいた。楽しいと思っていたが、実際にはそれが追加練習になっていたのさ。

才能はストリートや公園でこそ生まれるものだと強く信じている。

たくさんプレーして、多くを学び、年上の子相手に腕を試す。うまければ、同年代の子たちとは遊ばせてもらえず、年上の連中と遊ぶはめになる。

そういう試練が長い目で見れば大きな糧になった。年上と対戦することは、キャリアにおいて常に最も重要なひとつだった。

今の子たちは携帯電話ばかり見ている。動画を見て、自分もロナウジーニョになったような気になっている。

俺は公園で実際に同じトリックをやれたからこそ、ロナウドになったような気分になれた。これは全く別物だ。

(それでも新たな世代には明るい未来がある)次世代についてはそう思う。

すぐにはムリかもしれないが、次の2~3世代のうちにはね。国が低迷期を迎えるのは普通だし、そこから立ち直る。スペインもフランスもドイツもみんなそうだった」

自分のようなストリート育ちの選手がいなくなったと感じているようだ。

イタリア代表はロベルト・マンチーニ監督が復帰。9月~10月にはUEFAネーションズリーグでベルギー、トルコ、フランスと対戦する。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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