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「使いたいときは、貸してって聞こうね」他の子のバケツを投げた女の子。母親が怒鳴らずに向き合った結果

  • 2026.8.31
「使いたいときは、貸してって聞こうね」他の子のバケツを投げた女の子。母親が怒鳴らずに向き合った結果

砂場でバケツを取った子

休日の午後、娘と近所の公園へ遊びに行きました。

娘が砂場でプリンの型に砂を詰めていると、隣にいた3歳くらいの女の子が、少し離れた場所に置かれていた黄色いバケツへ手を伸ばしました。

そのバケツは、別の男の子が使っていたものです。

女の子は何も言わず、持ち手をつかんで自分の前まで引き寄せました。

男の子が「あっ」と声を上げた直後、砂場の外にいた母親が、すぐに女の子のそばへ歩いてきました。

母親は女の子の前にしゃがみ、バケツを持っている手にそっと触れます。

「使いたいときは、貸してって聞こうね」

穏やかな声でした。

バケツをとった子供

しかし、女の子はバケツを抱えたまま、強く首を横に振ります。

「これは、お友達が使っていたものだよ。貸してって言ってみよう」

母親は怒鳴ることも、無理にバケツを取り上げることもしませんでした。

泣きながら投げたバケツ

次の瞬間、女の子は大きな声で泣き始めました。

「いや!」

抱えていたバケツを放り投げると、砂場の柵の近くまで転がっていきます。

周囲で遊んでいた子どもや保護者も、驚いて女の子のほうを見ました。

母親は慌てて叱るのではなく、まず飛んでいったバケツを拾いに行きました。

表面についた砂を払い、持ち主の男の子へ返します。

「ごめんね。勝手に使ってしまって」

代わりに謝る母親

男の子がバケツを受け取ったのを確認すると、母親は泣き続けている女の子のところへ戻りました。

女の子は母親に抱き上げられても、体を反らしながら泣いています。

「大丈夫。少し向こうで休もうね」

母親は女の子を抱え、砂場から少し離れた木陰へ移動しました。

落ち着くまで待った母親

木の下で、母親は女の子を地面に下ろしました。

すぐに謝らせるのかと思いましたが、母親は何も言いません。

女の子の隣にしゃがみ、背中へそっと手を添えながら、泣き止むのを待っていました。

娘が私の袖を引きます。

「まだ泣いてるね」

「うん。落ち着くまで、お母さんが待ってるんだと思うよ」

しばらくすると、泣き声が少しずつ小さくなりました。

母親は女の子と何かを短く話したあと、その手を引いて砂場へ戻ってきます。

休んでる母と娘

そして、黄色いバケツを持っている男の子の前で立ち止まりました。

女の子は母親の顔を一度見上げてから、小さな声で言いました。

「かして」

男の子は少し考えたあと、女の子へバケツを差し出しました。

「いいよ」

「ありがとう」

母親はようやく表情を緩め、男の子にも小さく頭を下げました。

円満な会話

泣いている子どもを人前で落ち着かせるのは、簡単なことではないと思います。

それでも声を荒らげず、子どもが自分の言葉でやり直せるまで待った母親の姿が、強く印象に残りました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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