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「私のほうが上手だもん」公園で我が子と比べ続ける女の子。だが、実際にうんていへ向かった結果

  • 2026.8.31
「私のほうが上手だもん」公園で我が子と比べ続ける女の子。だが、実際にうんていへ向かった結果

褒めるたびに「私もできるよ!」と声がした

休みの日の午後、子ども二人を連れて公園へ遊びに行ったときのことです。

上の子がうんていに挑戦し、その日はじめて最後まで渡りきりました。

「え、できたじゃん!すごい!」

私が思わず声を上げると、少し離れたところにいた女の子がこちらへやってきました。年齢は、うちの子と同じくらいに見えます。

「私もできるよ!見てて!」

突然だったので少し驚きましたが、「そうなんだ。すごいね」と返しました。

ところが、そのあとも近くの遊具で遊んでいると、何度もその子の声が聞こえてきました。

「ブランコも高くできるよ!」

「私、もっと速くできるよ!」

最初は元気な子だなと思っていたのですが、だんだん、うちの子と比べるような言い方になってきました。

「私のほうが上手だもん」

子どもたちはそれほど気にしていない様子でしたが、私は少し困ってしまいました。

「そっか、そっか」と笑って流してみても、またしばらくすると「私もできる」と声が飛んできます。

褒め続ければいいのか、それとも少し距離を置いたほうがいいのか。どう返すのがいいのか、分かりませんでした。

「じゃあ、やってみる?」と声をかけてみた

またうんていの近くへ戻ったとき、その子が言いました。

「これもできるよ。最後まで行けるよ!」

そこで私は、思い切って聞いてみました。

「ほんと?じゃあ、やってみる?」

その子は一瞬こちらを見てから、「うん!」とうんていへ走っていきました。

ところが、ぶら下がって進んだところで、すぐに手を離してしまいました。

「あー、落ちちゃった…」

さっきまでの勢いがなくなり、少し悔しそうな顔をしています。

私は思わず声をかけました。

「惜しかったね。もう一回やる?」

「やる」

今度はさっきより少し先まで進みました。それを見ていた上の子も、自然に声をかけます。

「足、こうやって振ると届きやすいよ」

「こう?」

「そうそう!」

何度か挑戦するうちに、その子は最初よりずっと先まで進めるようになりました。

手を離して地面に降りると、自分の手のひらを見ながら笑っています。

「さっきより行けた!」

「行けたね!」

うちの子たちも嬉しそうでした。

そのあとは、不思議と「私のほうが上手」という言葉は聞こえてきませんでした。一緒に遊具をやっては、「もう一回やろう」と笑っています。

最初は、どうしてこんなに張り合ってくるのだろうと戸惑いました。

でも、もしかしたら「私もできる」と言いたかっただけではなく、本当にできるようになりたかったのかもしれません。

子どもの言葉は、ときどき大人には少し強く聞こえます。それでも一緒にやってみると、その奥にある気持ちが少し見えることもあるのだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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