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鈴木彩艶が日本人最高額タイ!アジア人史上『最も高額だった移籍』TOP6

  • 2026.8.29

欧州サッカーの移籍市場で、アジア人選手に支払われる金額も確実に大きくなっている。かつてはヨーロッパに進出する者も少ないくらいだったが、現在では毎年のように数十人が海をわたる。

そのような移籍マーケットが続く中、今回は「アジア人史上最高額の移籍TOP6」を紹介する。

6位:ソン・フンミン

移籍:レヴァークーゼン → トッテナム

移籍金:3000万ユーロ(およそ56億円)

今ではプレミアリーグ史に残るアジア人スターとなったソン・フンミンだが、2015年の時点ですでに破格の金額でイングランドへ渡っていた。

トッテナムは当時23歳だった韓国代表FWを獲得。当時『Guardian』は3000万ユーロ規模だと報じている。レヴァークーゼンにとっては、それまでアンドレ・シュールレをチェルシーへ売却した際の2100万ユーロを上回るクラブ史上最高額級の売却だった。

結果的にこの投資は歴史的大成功となる。ソンはトッテナムで10年間プレーし、公式戦454試合173得点。2021-22シーズンにはアジア人として初めてプレミアリーグ得点王となり、2025年にはキャプテンとしてヨーロッパリーグ制覇を果たした。

4位タイ:鈴木彩艶

画像: (C)Getty Images
(C)Getty Images

移籍:パルマ → アストン・ヴィラ

移籍金:3500万ユーロ(およそ65億円)

日本人選手の歴代最高額に並ぶ大型移籍を実現したのが、GK鈴木彩艶だ。

アストン・ヴィラは2026年8月、パルマから23歳の日本代表守護神を獲得した。『The Times』によれば、基本額は2560万ポンドで、さらに最大428万ポンドのボーナスが設定されている。ユーロ換算では、およそ3000万ユーロ+500万ユーロ、総額最大3500万ユーロ規模となる。

2026年ワールドカップでも日本の正ゴールキーパーを務め、移籍市場での評価はさらに上昇。一時はPSG移籍が迫っていたとも報じられたが、最終的にはプレミアリーグのヴィラを選んだ。

4位タイ:中島翔哉

移籍:ポルティモネンセ → アル・ドゥハイル

移籍金:3500万ユーロ(およそ65億円)

2019年、日本人選手の移籍金記録を一気に塗り替えたのが中島翔哉だった。ポルトガルのポルティモネンセからカタールのアル・ドゥハイルへ移籍した際、その移籍金は3500万ユーロ。それまで日本人最高額だった中田英寿のローマからパルマへの2840万ユーロを大幅に更新した。

FC東京から期限付きでポルティモネンセへ加入すると、ポルトガルで急速に評価を高めた中島。2017-18シーズンにはリーグ戦29試合で10得点12アシストを決めるなど、日本人選手のなかでも突出した成績を残していた。

ただし、中島にはプレミアリーグのウルヴァーハンプトンなど欧州主要リーグへの移籍話もあっただけに、カタール行きは驚きをもって受け止められた。

結局、半年後にはポルトへ移籍。さらにコロナ禍の混乱もあって出場機会は限られ、彼のキャリアを大きく狂わせる動きにもなってしまった。

2位タイ:アブドゥコディル・フサノフ

移籍:RCランス → マンチェスター・シティ

移籍金:4000万ユーロ(およそ74億円)

ウズベキスタン史上初のプレミアリーガーとなっただけではない。アブドゥコディル・フサノフは、一気にアジア史上最高額級の選手にもなった。

マンチェスター・シティは2025年1月、フランスのRCランスから当時20歳だったセンターバックを獲得。移籍金は4000万ユーロに加え、ボーナスも設定されたと報じられている。

それまで欧州主要リーグに多くの選手を送り込んできた日本や韓国とは異なり、ウズベキスタンは欧州トップクラブへの選手輸出という点ではまだ発展途上だった。その常識を一人で変えたのがフサノフだった。
しかも移籍先はヨーロッパでも最高クラスのクラブである、グアルディオラ率いるマンチェスター・シティ。アジアの選手市場が日本、韓国だけではなくなったことを象徴する大型移籍だったといえるだろう。

2位タイ:イ・ガンイン

移籍:PSG → アトレティコ・マドリー

移籍金:4000万ユーロ(およそ74億円)

2026年夏にスペインへ戻ってきた韓国代表イ・ガンイン。PSGからアトレティコ・マドリーへの移籍金は最大4000万ユーロと報じられ、フサノフと並んでアジア人歴代2位タイに入った。

『AS』によると、契約内容は固定3500万ユーロ+最大500万ユーロのボーナス。AFPも両クラブがおよそ4000万ユーロで合意したと伝えている。

イ・ガンインにとって、スペインは第二の故郷とも呼べる場所だ。幼少期に韓国からバレンシアの育成組織へ渡り、トップチームまで昇格。その後マジョルカで評価を上げ、2023年にPSGへ移籍した。

PSGではルイス・エンリケ監督のもとで出場時間に波があり、2026年1月には太ももの負傷も経験。より継続的な出場機会を求めて移籍へ傾いたと言われている。

1位:キム・ミンジェ

移籍:ナポリ → バイエルン・ミュンヘン

移籍金:5000万ユーロ(およそ93億円)

アジア人史上最高額の座を守っているのは、韓国代表DFキム・ミンジェだ。2023年夏、バイエルン・ミュンヘンがナポリに設定されていた契約解除金5000万ユーロを支払い、5年契約で獲得した。

韓国の全北現代から北京国安へ移り、2021年にフェネルバフチェへ加入。トルコでわずか1シーズンプレーしただけでナポリに引き抜かれ、そしてイタリアでもわずか1年のプレーで評価を高めた。

2022-23シーズン、ルチアーノ・スパレッティ監督率いるナポリの最終ラインを支え、クラブを33年ぶりのセリエA優勝へ導いた。年間最優秀DFにも選出され、「モンスター」というニックネームも定着した。
そしてこの5000万ユーロは、2026年になってもアジア人選手の最高記録として残っている。次にこの「5000万ユーロの壁」を破るアジア人が誰になるのかも注目だ。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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