1. トップ
  2. スポーツ
  3. 安定感バツグン!真っすぐ飛ばすために女子プロが実践しているワザって?

安定感バツグン!真っすぐ飛ばすために女子プロが実践しているワザって?

  • 2026.8.28

今シーズン、この3人で積み重ねた勝利数はすでに5つ。圧倒的な存在感を放つスイングの飛距離や精度など、ツアーで「勝てるポイント」はどこなのか。その秘密を徹底解説!

ブレない、リキまない、曲がらない柔軟性バツグン滑らかスイング

アドレス~テークバック

安定感バツグン!真っすぐ飛ばすために女子プロが実践しているワザって?
Point:少し左足寄りに加重(左)

アドレスは前傾角度がやや浅めですがバランスがよく、わずかに左足加重にすることで体が右へ流れにくい構えになっています。また、ヘッドをボールより少し後方にセットするのは、最下点をボールのうしろに意識しやすくなり、スティープに打ち込んでいくのを防ぐ工夫。

テークバックでは両腕を伸ばしたまま体の正面からクラブを外さず、右足の位置もほとんど変えない。右股関節を軸としたスムーズな骨盤の回転ができています。

バックスイング~トップ

安定感バツグン!真っすぐ飛ばすために女子プロが実践しているワザって?
Point:右股関節に体重がしっかり乗る(右)

バックスイング後半でも体が右サイドに流れず、右太モモにしっかり体重が残ることで力を蓄えています。

トップではクラブが地面と完全な平行になる位置まで大きく振り上げなくても、肩がアゴの下まで十分に入り、捻転が深いのが彼女の特徴。必要以上に腕を振り上げるのではなく、体の回転を最大限深めることによってトップを形成しているため、安定した切り返しができる理想的なポジションとなっています。

切り返し~ダウンスイング

安定感バツグン!真っすぐ飛ばすために女子プロが実践しているワザって?
Point:一瞬で左足に乗り替える

右足に乗っていた体重が素早く左足へ移動、その動きによってクラブに遠心力がかかり、ヘッドが自然に加速していきます。この時点で腰はほぼ正面を向いている一方で、上体はまだ後方を向いている。これは上半身と下半身の捻転差がしっかり維持されている証拠です。

この捻転差を保ったままダウンスイングへ移行することで、効率よくエネルギーをクラプへ伝えることができ、力強く、かつ安定したインパクトへと向かっていきます。

インパクト~フィニッシュ

インパクトでは左腕が真っすぐ伸び、右ヒジには適度なゆとりが残ることで、体の正面よりやや後方でボールをとらえています。このゆとりによってインパクト後も右腕が自然に伸び、フォローでは遠心力によって腕が自然にローテーション。左足で地面を力強く踏み込みながらフィニッシュへ向かいます。

左足が内側へ傾く動きからも、左股関節が後方へ引かれながらスムーズに回転する理想的な体の使い方が見てとれます。

神ワザPoint

バックスイングで大きな力を生み出すには右股関節に体重をかけながら体幹をねじる必要があります。これには柔軟性による可動域の確保と体重を受け止める筋力の両方が必要。

流れてしまえばスエー、可動域が足りなければ背中が反るなどエラーの起因になりやすいですが、高橋選手にはまったくそれが見られません。

いかがでしたか? 今後も高橋プロのスイングに注目していきましょう!

高橋彩華
●たかはし・さやか/1998年生まれ、新潟県出身。161cm。高精度なアイアンショットを武器とするショットメーカー。2022年にツアー初優勝。今季は「ヤマハレディースオープン葛城」「KKT杯バンテリンレディスオープン」を制して、すでにシーズン2勝をマーク。サーフビバレッジ所属。

解説=アッキー永井
●ながい・あきふみ(永井研史)/1987年生まれ、神奈川県出身。理論的なレッスンで支持を集め、千葉県を拠点にジュニア育成や競技者指導を行なう。日本体育大学女子ゴルフ部では、テクニカルコーチとして選手強化に携わる。Canvath Golf代表。

写真=圓岡紀夫、渡辺義孝、小林司
撮影トーナメント=Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント
※選手の成績などは2026年7月11日現在のもの

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ