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「財布の中身がきついんだ、誘わないで欲しい」無理に友人に合わせ続けた僕。だが、本音を友人に思わず伝えてしまった

  • 2026.8.26

気軽に出せる額と、負担に感じる額のあいだで

僕は昔から、あまり金銭的に余裕のあるほうではありませんでした。一方で、まわりの友人たちは、僕よりもお金に余裕があるように見えていました。

「今週の金曜、みんなで集まろう」

そう誘われるたび、僕は返事をする前に頭の中で計算していました。

店の予算はいくらくらいか。今月はあと何日あるか。次の給料日までに必要なお金はいくら残しておくべきか。

もちろん、友人たちと会いたくないわけではありません。それでも、みんなが気軽に決める店の金額が、僕には負担に感じることがありました。

「ごめん、その日はやめておく」

費用を考えて断ったことは、一度や二度ではありません。ただ、毎回お金を理由にするのも気が引けました。誘ってくれる相手に、そのたび事情を説明するのも嫌で、予定があるように濁すこともありました。

そして何度かに一度は、断り続けるのが申し訳なくなって、無理をして参加しました。

楽しくないわけではありません。みんなと話している時間は好きでした。それでも会計が近づくと、財布の中身が気になります。次の店へ行こうという話が出れば、また金額を考えてしまいます。

笑いながらも、頭の片隅ではずっと計算をしていました。

何度目かの誘いの席で、初めて正直に言った

ある日の集まりで、次はどこへ行こうという話になりました。

いつもなら「その日は予定があるかも」と濁していたと思います。

でも、その日は少し疲れていたのかもしれません。また同じようにごまかすのが嫌になり、思っていたことがそのまま口から出ました。

「財布の中身がきついんだ、誘わないで欲しい」

言った瞬間、少し気まずくなるかもしれないと思いました。ところが友人たちは、怒るでも笑うでもなく、少し驚いた顔をしていました。

「そんなに負担だったんだ。気づかなかった」

ひとりがそう言うと、別の友人も口を開きました。

「俺も、毎回だとちょっときついときあるよ」

僕には余裕があるように見えていただけで、それぞれに事情はあったようです。ただ、誰もわざわざ口にしていなかったのでした。

すると友人のひとりが、「じゃあ、次は誰かの家で持ち寄りでもいいんじゃない?」と提案しました。

次の集まりは、その友人の部屋になりました。それぞれが無理のない範囲で食べ物や飲み物を持ち寄り、簡単な料理を作って食べました。

店を予約する必要もなく、次の店へ移動することもありません。思った以上に気楽で、それからは外で集まるだけでなく、誰かの家で過ごすことも増えました。

今でも誘われれば、まず予算は気になります。それは以前と変わりません。

ただ、無理なときまで平気なふりをすることはなくなりました。「今回は厳しいからやめておく」と言えば、友人たちも普通に受け止めてくれます。

正直に言うのには勇気がいりました。でも、お金のことを隠して無理に合わせ続けるより、自分にできる範囲を伝えたほうが、ずっと気楽に付き合えるのだと気づきました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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