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生理休暇、利用経験者は1割未満。「我慢して働いた経験がある」のは約8割……働く女性319名に「生理と仕事」の実態調査

  • 2026.8.25

キャリアデザインセンターが運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、働く女性319名を対象に「生理と仕事について」のアンケートを実施しました。

正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。

■約半数が、職場に生理休暇は「ない」と回答

職場に「生理休暇」の制度があるかを尋ねたところ、「ない」45.5%が最も多い結果となりました。「ある」と回答した人は、有給が16.0%、無給が22.6%で、合わせて38.6%でした。

生理休暇は法律で取得が認められていますが、職場によって制度の認知や運用状況には差があることがうかがえます。

■生理休暇の利用経験者は1割未満

生理休暇を利用したことがあるかどうか尋ねたところ、「制度がない・利用したことがない」55.2%が最も多く、次いで「利用したことはない(制度はあるが使っていない)」36.7%が多い結果となり、あわせると91.9%が利用したことがないと回答しました。

「よく利用する」2.8%、「たまに利用する」5.3%を合わせても、利用したことがあるという人は8.1%にとどまりました。

生理休暇について「制度はあるが、利用したことはない」と回答した人にその理由を聞いたところ、1位「欠勤扱い(無給)になるのが嫌」23.9%、2位「周りに使っている人がいない」22.2%、3位「上司に申請しづらい」19.7%でした。

制度があっても、給与面や周囲の目が利用のハードルになっているケースが多いようです。その他の回答としては、「休むほど体調が悪くならない」という回答が多く見られました。

また「総務担当が生理休暇に批判的な考えを持っていて、小言を言われるのが嫌だから」「一番辛い日が休日になるようにピルで調整しているため、生理休暇をとって休む必要がない」という回答も見られました。

■約6割が「名称変更で利用しやすくなる」と回答

生理休暇が別の名称であれば利用しやすいと思うか尋ねたところ、「ややそう思う」32.3%が最も多く、「強くそう思う(名称が変われば使いたい)」28.5%と合わせると、60.8%の人が「名称変更をすれば利用しやすくなる」と回答しました。

一方で「そう思わない(名称は関係ない)」24.8%と回答した人も一定数いることがわかりました。

生理時の仕事のパフォーマンス(集中力や効率)について、平常時を100%としてどれくらいになるか尋ねたところ、「60〜70%」33.2%が最も多く、次いで「40〜50%」26.9%でした。

「100%(低下しない)」と回答した人は7.9%にとどまり、程度の差はあれど多くの人がパフォーマンスの低下を感じていることがわかりました。

■約8割が生理による体調不良のなか働いた経験がある

生理痛などの体調不良を我慢して働いたことがあるか聞いたところ、「よくある」48.3%、「たまにある」35.1%で、あわせると「ある」と回答した人が83.4%という結果になりました。

「まったくない」5.0%、「あまりない」11.6%と回答した人は少数派でした。

■生理を相談できる相手が職場にいない人が約4割

生理による体調不良について相談・報告できる相手が職場にいるかどうか尋ねたところ、「誰にも相談・報告できない」42.9%が最多となりました。

相談できる相手としては、「同僚(女性)」39.5%が最も多く、次いで「上司(女性)」22.6%が続きました。男性に相談できる人は少数派で、「上司(男性)」6.6%、「同僚(男性)」1.6%でした。

「人事担当者や産業医」3.1%は極めて少数派で、職場で相談する場合は、制度や専門窓口よりも身近な同僚や上司に相談するケースが多いことがうかがえます。

その他の回答としては、「部下(女性)」「相談はせず、限界になった際に報告したことしかない」などがありました。]

■会社の「生理休暇制度」、利用者はわずか4.7%に

女性特有の体調不良と仕事の両立のために活用しているものを尋ねたところ、「痛み止め・漢方薬」62.7%が最多となりました。次いで「機能性の高いナプキンやタンポン」37.0%、「カイロなど体を温めるグッズ」28.8%と続きました。

「リモートワークやフレックスなど」は8.2%、「生理休暇制度」は4.7%にとどまり、会社の制度活用は進んでおらず、薬やグッズを活用しながら働き続ける人が多いようです。

また、「低容量ピル」は14.1%、「婦人科への定期的な通院」は12.5%で、薬やグッズによるセルフケアと比べると、医療的なアプローチを取り入れている人は少数派でした。

その他の回答としては、「生理用の紙ショーツ、流せるタイプの生理用品」「サニタリーパンツの上に更にサニタリーペチコート」「ミレーナ」「鉄分サプリメント」などがありました。

▼詳しくは以下より確認できます。 https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-134/

■調査概要

・調査内容:第134回「生理と仕事、どうしてる?」 / データで知る「女性と仕事」 ・調査期間:2026年6月3日〜6月9日 ・有効回答数:319名 ・調査対象:女の転職type会員 ・調査方法:Web上でのアンケート

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。 ※同調査は「女性」と性自認している人を対象に調査を行っています。

(エボル)

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