1. トップ
  2. 競馬場にいるのは競走馬だけじゃない! レースを支える“働くおウマ”たちの魅力

競馬場にいるのは競走馬だけじゃない! レースを支える“働くおウマ”たちの魅力

  • 2026.8.24

今回のテーマ

競馬場で働く馬たちについて知りたい!

競馬場に行くと、レースに出場する競走馬以外にも競馬場のさまざまな場所で馬が活躍していることに気が付きます。この子たちはいったい、どんな役割を果たしているの? どんな子たちなの? そんな素朴な疑問をJRA(日本中央競馬会)に聞いてみました。競馬場で働く馬について、知識を深めていきましょう!

■競馬場で働くおウマの代表「誘導馬」

A. 馬場入りを渋る馬や興奮しやすい競走馬の先頭に立ち、落ち着いてパドック周回や本馬場入場を行えるよう誘導しています。 GⅠなどの大きなレースでは、華やかな衣装や装飾を身にまとい、レース前の雰囲気を盛り上げる役割も担っています。

Q.2誘導馬は、どんな子がなるの?

A.競馬場の誘導馬として求められる特徴としては、「精神力」と「温厚さ」という2点が重要となってきます。誘導馬は、近くで他の馬が暴れたり、入場の際には歓声が上がることがあるため、そういった状況でもパニックにならずにドシッと構えていられる強い「精神力」が必要となってきます。

さらに、誘導馬はお客様とふれあう機会や日頃の乗馬の普及活動において、子どもたちや乗馬未経験者を乗せることもあるため、「温厚さ」も重要になってきます。「精神力」と「温厚さ」を兼ね揃えたサラブレッドであっても直ぐに誘導馬としてデビューできるわけではなく、数ヶ月に渡るリトレーニングを経て誘導馬としてデビューすることになります。

外見面では、競馬場を華やかに演出できる「芦毛」などの白っぽい毛色の馬がお客様の注目を集めておりますが、ディープボンドやマイネルホウオウといった「現役時代にGⅠや重賞競走で活躍し、高い知名度を持つ馬」や「その競馬場に所縁のある馬」が配属されるケースもあります。

Q.3 元競走馬で、有名な現役誘導馬はどの子?

A. ペルシアンナイトやマイネルホウオウはGⅠ競走を勝った元競走馬です。GⅡ勝ち馬でもディープボンドやアフリカンゴールドなどの重賞勝ち馬も活躍しています。

Q.4 誘導馬はパドックやコースを先導する他に、どんな仕事をしているの?

A.平日は地域の方々への乗馬普及活動や日々のトレーニングを行っています。土日は誘導業務の他、乗馬スポーツ少年団活動や体験乗馬などを通じてお客様に馬の魅力を伝える活動を行っているんです。

Q.5 誘導馬はどんな一日を過ごしているの?

A. 競馬開催日の一例はこのようなスケジュールです。

5:00 朝ご飯 6:30 乗馬スポーツ少年団の練習 7:30 誘導業務の身支度 10:00 誘導業務 17:00 業務終了

担当するレースのパドック周回および本馬場入場に合わせて出動し、一日に数レースを担当します。出番の合間は誘導馬待機所で休息。全業務終了後は汗を洗い流して身体のケアを受け、夕飼いをとって静養します。

■誘導馬だけじゃない! 競馬場で働くおウマ

Q.6 誘導馬以外の働く馬たちはどんな仕事を担当しているの?

A. 主にふれあい用馬、ホースショー用馬、馬車用馬、誘導馬、乗馬の普及活動用馬といった役割に分かれています。

Q.7 競馬場で働く馬たちは、どのような経緯で競馬場の働く馬になるの? もともと競馬場で働くために育てられるの?

A.最初から競馬場で働くためだけに育てられるわけではありません。競走馬を引退する際、馬主や調教師の「活躍した競馬場で誘導馬になってほしい」「後世につなぐ教材として活躍してほしい」というご意向やご寄贈のお申し出を優先し、繋養先を検討します。そこに競馬場側の受け入れ枠といった「縁」が重なった際、第二の馬生として競馬場で働くことになります。

■競馬場に行ったら働くおウマもチェックしてみて!

競馬場で働く馬たちについて、知識は深まったでしょうか? 次に競馬場に行く時には、働くおウマたちにもぜひ注目してみてくださいね!

(取材協力:日本中央競馬会、イラスト:みりん、編集:マイナビウーマン編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ