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「この弁当にソースがないぞ!」昼どきのレジで列を止め続けていた客。だが、交換した店員に客が言い放ったのは

  • 2026.8.23
「この弁当にソースがないぞ!」昼どきのレジで列を止め続けていた客。だが、交換した店員に客が言い放ったのは

昼どきのレジで、列が止まっていた

昼休みに入り、勤め先の近くのコンビニへ寄ったときのことです。

平日の昼どきだけあって店内は混んでおり、レジの前には何人もの客が並んでいました。

ところが、列に加わってしばらくしても、ほとんど前に進みません。先頭を見ると、男性客がレジの店員に向かって何かを訴えていました。

台の上には、買ったばかりらしい弁当が置かれています。男性は蓋を開け、中を指さしました。

「この弁当にソースがないぞ!」

どうやら、本来付いているはずのソースが入っていなかったようです。

店員は「申し訳ありません。少々お待ちください」と答えると、すぐに売り場から同じ弁当を持ってきました。

「こちらとお取り替えいたします」

しかし男性は受け取ろうとせず、首を横に振りました。

「そういう問題じゃないんだよ。入ってないことがおかしいって言ってるんだ」

店員は困った様子で何度か謝っていました。男性の不満も分からなくはありませんが、すでに交換品は用意されています。

それでも話は終わらず、レジの列だけが長くなっていきました。

私も昼休み中でしたが、周りに並んでいる人たちも同じなのか、何度も時計を見る人がいました。

店長が示した、二つの対応

しばらくすると、奥から店長が出てきました。

店員から短く事情を聞くと、男性の前に立ち、落ち着いた声で話します。

「お待たせしました。交換か返金で対応いたします。どちらになさいますか」

男性は少し黙りました。

店長は続けて、ソースが入っていなかった件については店側でも確認すると伝えました。それ以上に言い訳をすることも、何度も謝り続けることもありません。今できる対応を、順番に説明しただけでした。

「……いや、だからさ」

男性はそう言いかけましたが、ふと後ろを振り返りました。

そこには、レジを待つ客の列が伸びています。

少しの沈黙のあと、男性は店長が差し出した交換品を受け取り、「もういいよ」と小さく言って店を出ていきました。

止まっていたレジが、ようやく動き出した

男性が離れると、止まっていた列がようやく進み始めました。会計の電子音や袋を広げる音が戻り、店内も少しずついつもの昼どきの雰囲気に戻っていきます。

私の順番になったとき、先ほど対応していた店員はまだ少し緊張した表情をしていました。

会計を終えて私が軽く会釈すると、店員も小さく頭を下げました。

商品に不備があれば、不満を感じるのは当然だと思います。ただ、店側が交換や返金を申し出ても話が終わらなければ、周囲にも影響が広がってしまいます。

感情的に言い返すのではなく、できる対応をはっきり示した店長の姿が印象に残った出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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