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「20万円は、そのうち余裕ができたら」屋根の修繕費を折半するはずだった兄。だが、約束したはずの兄の態度に絶句

  • 2026.8.23

母の家の屋根に、40万円の見積もりが出た

2年ほど前、母が暮らす実家の屋根が傷み、雨が降るたびに心配するようになりました。

業者に見てもらうと、修繕にはおよそ40万円かかるとのことでした。

母の貯金だけで払うのは難しそうでした。そこで私は離れて暮らす兄に電話をして、20万円ずつ出さないかと相談しました。

「分かった。半分は出すよ」

兄がそう答えたため、私は自分の貯金から20万円を母の口座へ振り込みました。

兄の分がそろったら、正式に工事をお願いする予定でした。

ところが、一か月たっても二か月たっても、兄からの振り込みはありません。母に確認しても、「まだみたい」と言われるばかりでした。

母の手前、強く言えなかった

雨の多い時期も近づき、母もさすがに心配になったのでしょう。

とうとう兄へ電話をかけました。

「屋根のお金、どうなっているの?」

すると兄は、会社のボーナスが思っていたより少なかったと話したそうです。そして最後に、こう言いました。

「20万円は、そのうち余裕ができたら」

電話を終えた母は、申し訳なさそうに私へ言いました。

「ごめんね、私の家のことで」

母にそんな顔をさせるくらいなら、もう自分で出してしまおうか。

そう思う一方で、一度約束した兄に何も言わないままでいいのかという気持ちも残りました。

夫にも相談しましたが、「今はお母さんの家を直すことを優先したほうがいいんじゃないか」と言われました。

結局、私は残りの20万円も振り込み、屋根の修繕をお願いしました。

工事は無事に終わり、母も雨の日を心配せずに暮らせるようになりました。

それから2年。兄から20万円が返ってくることも、あの約束について改めて話が出ることもありません。

母が安心して暮らせていることにはほっとしていますが、あのときの「半分は出すよ」という言葉だけは、今も忘れられずにいます。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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