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「嫁は他人だから留守番」私抜きで家族旅行を計画する夫→「じゃあ私も他人ね」義母のひと言で大逆転?

  • 2026.8.21

私たち夫婦は、周囲からは「一度もけんかをしたことがない仲良し夫婦」と思われていました。しかし、実際はまったく違います。夫はプライドが高く、家計をすべて管理し、私には最低限の生活費しか渡してくれませんでした。

少しでも掃除が行き届いていないと何時間も説教をされ、私はただ萎縮して「ごめんなさい」と謝るしかない毎日でした。夫から「本当にダメな嫁だ」と見下され続けていた私は、いつしか自分でもそう思い込むようになっていたのです。

私抜きで計画された家族旅行

ある日、スマホを家に忘れて出勤した夫の代わりに、私が義母からの電話を受けました。用件は、近々予定されている義両親と夫との家族旅行についてでした。

飛行機の時間を確認したいという内容で、私が夫の代わりに予約内容を確認することになりました。「今回はいろいろ予約してくれてありがとうね。お礼に現地でおいしいものをごちそうするわね」と明るく言ってくれた義母に対し、私は思わず口ごもってしまいました。

義母は当然、私も一緒に行くものだと思っていたようでした。しかし私は夫から、「お前は他人なんだから、家族旅行に参加する資格はない」と言われていたのです。てっきり義母も私が行かないことを知っていると思っていたため、戸惑ってしまい……。

思い切って「夫から、私は家族じゃないから連れて行かないと言われているんです」と打ち明けると、義母は「何を言っているの!? あなたは私たちの大事な家族でしょ!」と言ってくれました。その温かい言葉に、私は張り詰めていた糸が切れ、電話口で泣き崩れてしまったのです。

義母が夫に突きつけた言葉

義母に事情を聞かれ、私はこれまで夫から受けてきた生活費の極端な制限や、体調が悪くても家事を休ませてもらえないこと、日常的な暴言について、涙ながらにすべてを打ち明けました。義母は私たちの関係を知り、大きなショックを受けていました。

数日後、義母から私に電話がありました。聞くと、その日、夫が実家に顔を出したそうで、旅行の話題になり……。

「母さん、家族旅行だけどさ。嫁は他人だから置いていっていいよな? そのほうが旅費も浮くし、あいつは留守番させとくから」と言った夫に、義母は静かにこう返したそうです。

「そうね。それなら私も嫁だから他人ね。残念だけど今回の旅行は私も遠慮するわね」

予期せぬ義母の対応に、夫は相当うろたえていたとか。「嫁が他人という理屈なら、私も他人でしょ」とピシャリと言い放った後、義母は私から聞いた夫のモラハラについて激しく問い詰めたそうです。

「妻を大切にできない人間が、家族を語るんじゃない!」と義母は激怒し、「今までのことをすべて謝罪し、心を入れ替えない限り、二度と実家の敷居をまたがせない」と宣告してくれたと教えてくれました。

孤立した夫

義母から顛末を聞いた私は、夫が帰宅後に怒りをぶつけてくるのが怖くなり、その日のうちに荷物をまとめて実家へ帰りました。もう二度とあの家には戻らない覚悟でした。

その後、義妹からも話を聞く機会がありました。実は夫は、以前から義妹に対しても「両親の家や資産は、すべて長男である俺のものだ。女のお前には権利がない」と時代錯誤な暴言を吐いていたそうです。義妹によると、今回の旅行にも、義両親の機嫌を取って将来の資金援助や相続を自分に有利に進めたいという思惑があったようです。

実家に帰った後、私は両親と義両親、そして弁護士に相談して離婚の準備を進めました。夫は当初「離婚なんて絶対にしない」と言っていましたが、義両親から関係を断つと宣言され、義妹からも冷ややかな態度を取られたことで、自分が孤立していることに気づいたようです。義母が私の味方として夫を厳しく説得してくれたこともあり、最終的には調停へ進む前に離婚が成立しました。

離婚後、義母や義妹は「嫁ではなくなっても、あなたは私たちの家族よ」と温かく接してくれ、今でも時々食事に行く関係が続いています。「息子の本性を見抜けず、あなたを傷つけてしまって本当に申し訳なかった」と謝ってくれる義母には、感謝の気持ちでいっぱいです。夫を選んだのは私自身なので、私にも見る目がなかったという反省はありますが、義母たちと出会えたご縁は、これからも大切にしていきたいと思っています。

◇ ◇ ◇

妻を見下し、家計を一方的に支配したうえに暴言まで繰り返す行為は、経済的・精神的なDVに当たり得る深刻な問題です。義母が気づいてくれたおかげで状況を変えるきっかけができましたが、日常的に否定され続けると、自分が被害を受けていることに気づけなくなる場合もあります。パートナーから理不尽な扱いを受けたときは、信頼できる人や専門機関に相談して自分の心と生活を守りたいですね。

※DV相談ナビ
全国共通の電話番号「#8008(はれれば)」に電話すると、お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります。

#8008(はれれば)
※相談は、各相談機関の受付時間内に限ります。

また、「DV相談+(プラス)」では、24時間の電話相談のほか、チャットによる相談なども受け付けています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※一部にAI生成画像を使用しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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