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「ごめん、ちょっと疲れてて」3年ぶりの友人が残した、冷めたカフェラテ

  • 2026.8.22
ハウコレ

学生時代に何時間も話した友人と、3年ぶりに駅前のカフェで再会しました。ところが彼女はカフェラテにほとんど手をつけず、私が話題を変えても短い相づちばかり。帰り際の言葉を、私は自分への拒絶だと受け取っていました。

弾まなかった再会

誘ったのは私でした。学生時代から変わらない連絡先へメッセージを送ると、友人から届いた返事は短いものでした。それでも会う約束ができたことがうれしくて、私は待ち合わせのカフェを選びました。

当日、「久しぶりだね。全然変わってないね」と声をかけると、返ってきたのは「そうかな」という言葉だけでした。学生時代は、閉店の音楽が流れるまでファミレスで話し込み、テスト前にはノートを貸し合った相手です。就職活動の帰りには、履歴書用の写真を見せて笑い合ったこともありました。

ところがその日の友人は、私が近況を話しても相づちを返すだけです。注文したカフェラテも、ほとんど減っていませんでした。

話題を増やすほど遠ざかる友人

仕事、引っ越し、共通の友人の結婚。沈黙を埋めたくて話題を変えるたび、友人の返事は短くなりました。テーブルの端に置いたスマホを何度も裏返し、ときどき窓のほうを見ています。

私は途中から、自分ばかり話していることに気づきました。それでも会話が途切れるのが怖くて、次の話題を探してしまいます。卒業してからの3年間に、知らないうちに彼女を傷つけたのかもしれません。以前のメッセージやSNSへの投稿まで思い返しましたが、理由は見つかりませんでした。

「仕事はどう?」と聞けばよかったのに、今さら流れを変えるのも不自然に思えて聞けませんでした。私が話題を並べている間に、友人のカフェラテは冷めていきました。

「ごめん、ちょっと疲れてて」

会計の列で、私は「どうかした?」と聞きました。友人は少し笑い、「ごめん、ちょっと疲れてて」と答えました。会計を終えると、彼女は私より先に店を出て、駅とは反対の方向へ歩いていきました。

嫌われたのだろうか。久しぶりだからと、自分の近況を話しすぎたのかもしれません。帰りの電車で友人とのメッセージ画面を開き、「今日はありがとう」と打ったところで消しました。もう会いたくなかったのに、無理をして来てくれたのではないかと考えていました。

そして...

数日後、友人から「この間はごめんね。うまく話せなくて」というメッセージが届きました。理由は書かれていませんでしたが、私だけが原因だと決まったわけではないと分かりました。

私は「また会おう」と返し、学生時代に友人が行きたいと言っていた定食屋の名前を添えました。返ってきた「行きたい」は、カフェへ誘ったときより早い返事でした。

友人があの日話せなかった理由は、まだ聞いていません。次に会うときは自分の話で沈黙を埋めず、カフェラテが冷める前に「最近どう?」と聞くつもりです。

(30代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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