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彼母「嫁いびり楽しみ♡あなたは私のおもちゃ」私「嫁にはなりませんよ?」→息子を失い、孤独な人生に

  • 2026.8.20

職場で出会った彼からプロポーズを受け、彼の実家へ結婚のあいさつに行く段取りを決めていたときのことです。彼の母から突然、「息子抜きで、まずは私と直接お話がしたい」と彼に連絡がありました。予定とは違ったものの、私はその要求に応じることにしました。

息子を心配する彼の母

指定されたカフェで向かい合うと、彼の母は「息子は女性に関してトラウマがあるから、代わりに私からいろいろ聞きたいの」と言い、出会いのきっかけや私の仕事、貯金額、さらには両親の職業まで、遠慮なしに根掘り葉掘り聞いてきました。私は不信感を抱きつつも、聞かれたことには正直に答えました。

彼の母がそこまで慎重になるのには理由がありました。実は、彼には2度の離婚歴があり、過去2回の結婚はどちらも長く続かなかったからです。私もその事実は彼から聞いていましたが……。

彼の母は「今回こそは息子に幸せになってほしいの」と異様なまでに力説。「どちらの女性も不倫をして出て行ったのよ。最初はおとなしい性格だと思っていたけれど、2人とも羊の皮をかぶったオオカミだったの」と、ため息をついていました。

「ごめんなさいね。あなたの本性を見抜くために、少しきつい言い方で聞いてしまったわ。前のお嫁さんは2人とも、私との同居を不満に思っていたし」とこぼす彼の母。私は早くに両親を亡くしているため、「同居も大歓迎です」と答えると、彼の母はとても喜んでくれました。

それから数日後には、彼の実家への結婚のあいさつも無事に済ませたのですが、彼から「籍を入れる前に、少しの間、実家で同居を試してみないか」と提案がありました。私は快諾し、お試し同居をすることになったのです。

同居初日に彼の母が豹変

同居生活がスタートした初日のこと。彼から「急な残業で帰りが遅くなる」と連絡があり、家には私と彼の母の2人だけになりました。すると、彼の母は突然、私に向かって冷たい笑みを浮かべ、こう言ったのです。

「今日からよろしくね?」
「嫁いびり楽しみだったの♡」
穏やかだった態度を急変させ、「大事な息子を奪おうとする人間にやさしくしてやる価値なんてないものね! たっぷり苦しませてやるわ」と。

「あなたは私のおもちゃ」
「私の言うことは絶対よ?」

そう言って高笑いする彼の母は、今までのお嫁さん2人が不倫していたというのはすべてうそだと話し始めました。彼の母が日常的に陰湿な嫌がらせをして精神的に追い詰め、彼には「嫁が浮気をしているみたいだ」「一日中家事をサボっている」とうそを吹き込み、結果的に家から追い出していたと言うのです。

さらに彼の母は、「あなたが息子に嫌われるように仕向けることなんて簡単なのよ。あることないこと吹き込んで別れさせてやるわ。それが嫌なら、私の奴隷になっておとなしくいびられなさい」と脅してきました。

しかし、私は彼の母が思うほど従順な人間ではありませんでした。

真実に気づいていた彼

「ずいぶん楽しそうですけど……この家の嫁にはなりませんよ? 私はまだ彼と入籍していません。お試しで同居しただけです。同居初日から嫌がらせを宣言されては、あなたと同居しようとは思えません」

私が冷静に告げると、彼の母は「え?」と驚いたように目を丸くしました。実は、私は何も知らずにお試し同居を始めたわけではありませんでした。

2度の離婚にずっと納得がいっていなかった彼は、以前、1人目の元奥さんの友人と偶然会ったときに、元奥さんが離婚後に心を痛めて実家に引きこもりがちになっていることを聞いたのです。そして不倫などしていなかったと友人から聞いたのでした。

不信感を抱いた彼は、自分が家にいない間、母が元妻たちに何をしていたのか、そして私にも同じことをするのかを確かめるため、私に事情を話してお試し同居を提案したのです。

私がそう告げた直後、玄関のドアが開き、彼が入ってきました。私は彼との通話をつないだまま、スマホをリビングに置いていたのです。彼は実際には残業ではなく、家の外で待機し、家に入るタイミングを見計らっていたのでした。

彼は「俺に隠れて、よくも周りの人たちを傷つけてくれたな」と怒りをにじませながら静かに言い、すぐに荷物をまとめ、私たちはそのまま彼の実家を出ました。

彼は母親との絶縁を決意。これまで息子の収入に頼って生活していた彼の母にとって、息子に見捨てられるということは金銭的にも精神的にも大きな打撃となったのでしょう。後日、彼には「許してほしい」と泣きつく連絡があったそうですが、彼の決意は揺るぎませんでした。この連絡を最後に彼は、母親の連絡先をブロック。彼の母は、彼が出て行った家で、ひとり孤独な生活を送ることになりました。

彼は、2人の元奥さんを探し、誠心誠意謝罪をしました。彼は、母親に代わって慰謝料相当の金銭を支払いたいと申し出ましたが、彼も彼の母の被害者だからと、2人の元奥さんは彼の申し出を断りました。しかし、彼が事実を知って会いに来て謝罪したことで、一区切りがついたと話してくれたそうです。

その後、私たちは彼の母とは別に暮らしながら、結婚に向けて新しい生活をスタートさせました。

◇ ◇ ◇

息子への執着から、元妻たちをいびり、うそまで吹き込んで2度も結婚生活を壊していた彼の母。その行動は、息子を思う親心ではなく、思い通りに支配したいという身勝手な欲求にすぎないのではないでしょうか。家族であっても、相手の人生や人間関係を自分の都合で操ることは決して許されません。結婚前に相手の家族に違和感を覚えたときは見過ごさず、パートナーと事実を確かめ合いながら、自分の幸せを守る選択をしたいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※一部にAI生成画像を使用しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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