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「ちゃんと返しているのに…」カードローンで生活費を支払う70歳女性、借入0円のはずが…金融機関から届いた“1通の案内”

  • 2026.9.17
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

元金融OLでFPのかきまりです。

ある日、Sさん(70歳・女性)のもとに、金融機関からカードローンについての案内が届きました。

Sさんのカードローンは、50万円まで借りることができるというもの。
とはいえ、Sさんが実際に借りるのは、多くても20万円ほどでした。

借りた金額や期間に応じて利息が発生することも分かっていたため、必要以上に借りないよう気をつけ、年金が入ってくると借りた分を返済し、なるべく借入残高を0円に戻すように心がけていたSさん。

ところが、今回届いた案内を見て驚きました。
「カードローン契約の終了のお知らせですって!?」

契約満了まで、あと3か月。これまで当たり前のように利用してきたカードローンが、もうすぐ使えなくなるというのです。

「返済すればまた借りられる」が当たり前に

年金しか収入がないSさんは、毎月の生活費が足りなくなったときにカードローンを利用していました。
そして年金が入ると、借りていたお金を返済する。できるだけ借入残高を0円に戻しておくことで、次に必要になったときには、また借りられるようにしていたのです。

Sさんにとって、カードローンは「大きな借金をするためのもの」という感覚ではありませんでした。
「今月ちょっと足りないから借りて、年金が入ったら返す」
そんな使い方を繰り返すうちに、カードローンはSさんの生活の中にすっかり定着していました。

だからこそ、「契約が終了する」と書かれた案内を見て、驚いたのです。

カードローンが使えなくなると、生活費はどうする?

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

Sさんは、借入残高を常に大きく膨らませていたわけではありません。むしろ、できるだけ0円に戻すようにしていました。

「借りたくて借りているわけではない。年金が入ればちゃんと返しているのに…」
そう思ったSさん。

では、なぜSさんのカードローンの契約は終了となってしまったのでしょうか。それは、70歳という年齢を迎えことが原因でした。

自分なりに計画的に利用してきたつもりだっただけに、年齢制限によってカードローンが使えなくなることは、単なる「借り入れができなくなる」という話ではありませんでした。

「私のいつもの生活を奪わないでよ」そんな気持ちになったとSさんは言います。

契約済みのカードローンでも年齢条件は確認しておきたい

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

カードローンは、一度契約してしまえば、いつまでも同じように利用できるとは限りません。

金融機関や商品によって、申込可能な年齢や契約期間、契約更新の条件、更新できる年齢などが定められています。
そのため、契約したときには問題なく利用できていても、年齢を重ねることで更新されなくなったり、新たな借り入れができなくなったりする場合があります。

また、年齢条件に達した場合の取り扱いも商品によって異なります。
新たな借り入れだけができなくなるのか、契約そのものが終了するのか、残っている借入金はどのように返済するのか。
「70歳になったらカードローンは必ず終了する」というわけではないため、自分が契約している商品の条件を確認しておくことが大切です。

「借りられなくなったら」を考えておく

今回のSさんのように、借りた分をきちんと返済し、借入残高をできるだけ0円に戻していたとしても、年齢によって利用できなくなる可能性があります。

また、金融機関によっては、利用できなくなる前に案内が届く場合もありますが、その時期や方法は商品によって異なります。「金融機関から事前に教えてもらえるはず」と思うのではなく、自分自身で契約内容を確認しておくことが大切です。

特に年金を主な収入として生活している人にとっては、「もしカードローンが使えなくなったら、生活費をどうするか」を早めに考えておきたいところです。

カードローンは、必要なときに必要な分だけ借りられる便利なサービスです。
一方で、その便利さを長年利用していると、いつの間にか「足りなければ借りられる」ということを前提に生活してしまうこともあります。

「今は問題なく返済できているから大丈夫」ではなく、「もし明日から借りられなくなったら、どうする?」と考えておくことが大切です。契約内容や年齢条件を確認し、利用できなくなった場合の資金繰りまで考えておくことが、将来の慌てない生活につながるのかもしれません。


執筆:かきまり|元金融OL・現役FP

金融機関で14年間勤務した後、Webライターに転身。銀行業務、保険業務では、預金や資産運用、保険商品の提案をはじめ、相続対策や資産形成、ライフプランに関するアドバイスなど、多くのお客様の相談に携わってきた。専門的な内容も読者目線でかみ砕いて伝え、「読んで終わり」ではなく、実際の行動につながる実用的なコンテンツを目指している。FP2級/AFP資格保有。

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