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【大分県佐伯市】ご飯にのせるだけの出汁ペースト「漁師のかっこみ飯」。漁村女性グループめばるが発表

  • 2026.8.19

大分県佐伯市の漁師町で漁師妻たちが立ち上げた水産加工会社「漁村女性グループめばる」が、新商品「漁師のかっこみ飯」を発表した。宮崎の冷汁がルーツの瀬戸内海沿岸各地に伝わる伝統料理「さつま」をリブランディングしたもので、漁師町の郷土料理「ごまだし」に続くラインナップとして、商品化した。

「魚を売る」ことを目的とした漁師妻たちの会社

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製造風景[/caption]

漁村女性グループめばるは、大分県佐伯市の漁師町で「魚価の向上」「魚食の普及」「女性の活躍推進」「地域の活性化」を目的に、漁師妻たちが立ち上げた水産加工会社。豊後水道の魚が集まる鶴見市場で買い付けした鮮度の良い魚を原料に、漁村女性が丁寧に下処理を行い、臭さのない水産加工品を作っている。

漁師妻達が立ち上げた会社であるため、商品ではなく魚を売ることが目的。新鮮な天然の魚をたっぷり使い、保存料や着色料など添加物は一切使わず、砂糖はコクのある喜界島のきび糖を使うなど、副原料の細部にまでこだわり、魚のうまみを最大限に引き出した商品を製造している。

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ごまだし3種(鯛・エソ・アジ)[/caption]

主力商品は、焼いた魚のほぐし身にごま・醤油・みりん・砂糖を加えペースト状にした海鮮系の出汁ペースト「ごまだし」。農林水産省の郷土料理100選や文化庁の100年フードにも登録される、大分県の郷土料理だ。

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郷土料理「ごまだしうどん」[/caption]

鯛・エソ・アジの3種を展開しており、茹でたうどんにのせるだけで「ごまだしうどん」として楽しめる。

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ふんわりふりかけ3種(鯛・ぶり・さば)[/caption] その他に、魚たっぷりの「ふんわりふりかけ」(鯛・ぶり・さば)、大きな鯛が入荷できた時だけ作る数量限定の「鯛味噌」など、漁村ならではのこだわり商品をラインナップしている。

消えつつある郷土料理「さつま」を商品化

「漁師のかっこみ飯」は、郷土料理「ごまだし」と同じく各家庭からすり鉢の存在とともに消えつつある食文化「さつま」に着目し、同料理を知らない若い世代にも味(原料)や食べ方をイメージできるよう名称をリブランディングしたものだ。

同料理は瀬戸内海の沿岸に点々と伝承されており、その歴史は大分に隣接する宮崎県の「冷汁」がルーツ。江戸時代に参勤交代で使われた海上交通のルート上で「冷汁」が「さつま」と名を変え、大分県の佐伯地方・愛媛県の南伊予・広島県の海田地区・香川県の西讃地域などで郷土料理として伝え残っている。

これらの料理は焼いた魚のほぐし身、炙った味噌、アラから抽出した出汁が使われ、地域によって柔さ(水分量)や原料の魚、トッピングする具や薬味などが若干異なるという。漁村女性グループめばるでは、初代代表がまかない飯で作っていたレシピを使用し、漁家に伝わる味を再現している。

新商品「漁師のかっこみ飯」では、上品な香りとクセのない繊細なうまみを活かした白身魚、魚好きにはたまらないパンチのある特有の香りと旨味を活かした青魚の2種類を、セットとして販売する。

漁師町に伝わる知られざる味を、チェックしてみては。

漁村女性グループめばる公式サイト:https://r.goope.jp/sr-44-444061s0004

(丸本チャ子)

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