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「こういうのは娘にやらせるから」お盆の義実家で妻に口を出し続けた義母。だが、私が正直な気持ちを伝えた結果

  • 2026.8.18

お盆の義実家で、妻だけが動き続けていた

お盆で妻の実家を訪れた日のことです。

玄関を上がると、義母は僕に麦茶を出し、「ゆっくりしていて」と居間へ案内してくれました。

一方で、妻は座る間もなく台所へ向かいます。

食器を運んだり、洗濯物を片づけたりと、実家へ帰ってきたというより、家事を手伝いに来たような状態でした。

僕も手伝おうと立ち上がりましたが、義母は笑って手を振ります。

「いいのよ。あなたは座っていて。こういうのは娘にやらせるから」

悪気があるようには聞こえませんでした。

それでも、僕だけが座っていることに少し居心地の悪さを感じました。

しばらくすると、妻が洗濯かごを持ってベランダへ出ました。義母も後をついていきます。

「それじゃ乾きにくいでしょう。洗濯物は、こうやって干しなさい」

義母は妻が掛けたばかりのタオルを外し、端をそろえて掛け直しました。

妻は「分かった」と小さく答え、残りの洗濯物も義母のやり方に合わせて干していきます。

それだけなら、親子の何気ないやり取りにも見えました。

しかし、居間に戻ってからも義母の言葉は続きました。

「洗い物は、その日のうちに片づけたほうがいいわよ」

「仕事が忙しくても、家のことはある程度やっておかないとね」

妻はそのたびに「うん」「そうだね」と返していました。

義母としては、自分が長年やってきた家事の方法を娘に伝えたいのでしょう。

心配しているからこそ、つい口を出してしまうのだと思います。

ただ、妻の表情を見ていると、素直に助言を聞いているようには見えませんでした。

思い返せば、妻は実家へ来るたびに少し口数が減ります。僕はその理由を、この日初めて理解した気がしました。

「僕たちは二人で決めています」

やがて話題は、僕たち夫婦の生活の仕方にまで広がりました。

妻が「家事はできるほうがやっているよ」と説明すると、義母は少し意外そうな顔をします。

「でも、あなたのほうが早く帰る日も多いんでしょう。それなら、できることはやっておいたほうがいいんじゃない?」

さらに、家計についても「昔はお給料をまとめて奥さんが管理する家が多かったのよ」と話し始めました。

妻は僕たちなりのやり方を説明しようとしましたが、途中で言葉を止めました。

その様子を見て、僕は初めて義母に口を挟みました。

「お義母さん。家事もお金のことも、僕たちは二人で話して決めているんです」

義母がこちらを見ました。

「僕が料理をする日もありますし、妻が忙しい日は僕が洗濯もします。逆の日もあります。今のところ、それでうまくやれています」

少し間を置いてから、僕は続けました。

「やり方が違って見えるかもしれませんけど、僕たちなりに決めていることなので、見守ってもらえるとうれしいです」

部屋が一瞬静かになりました。

義母は何か言いかけましたが、やがて小さくうなずきます。

「そう。二人で決めてるなら、それでいいのかもね」

完全に納得したのかは分かりません。それでも、それから帰るまで、義母が家事のやり方について細かく口を出すことはありませんでした。

帰りの車の中で、妻がぽつりと言いました。

「言ってくれてありがとう。自分だと、どうしても言い返せなくて」

僕はそれまで、妻と義母のことだからと深く口を出さずにいました。

けれど、僕たち夫婦のことまで妻一人が我慢する必要はありません。次に同じことがあったときも、妻だけに抱えさせず、二人のこととして向き合おうと思いました。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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