1. トップ
  2. ワンコインラーメンが今も小樽の蕎麦店に!「毎日食べられる味」誕生の秘密

ワンコインラーメンが今も小樽の蕎麦店に!「毎日食べられる味」誕生の秘密

  • 2026.8.14

HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。

新しいお店が次から次へとオープンする一方、長く続いているお店があります。
北海道で50年以上続くお店にスポットをあて、愛されている理由を探るコーナー「ザ・ロングセラー愛されるにはワケがある」。

今回は、創業はなんと明治時代! 小樽の老舗そば店に密着しました。

明治時代創業!老舗そば店の「ワンコインラーメン」の秘密

Sitakke

運ばれてくるのは、アツアツのラーメン!
あっさりやさしい醤油味が人気の一杯です。

番組スタッフ:「お味は?」お客さん:「昔風の味」

Sitakke

ですが、お店の看板を見てみると…そば処の文字が。

Sitakke

小樽駅から徒歩5分。
梁川通りにある、「やま安」です。

創業はなんと明治45年。 小樽で2番目に古い、そばの老舗です。

Sitakke

開店前から人が並び、あっというまに満席になるほどの人気ぶり。
毎日、大忙しです。

Sitakke

店主 安藤 彰啓さん:「1日に5、60人くらいでしょうか、まだ来ていると思いますけれど。お店が小さいもので、相席してしまうので申し訳ないなという…それでも入ってきていただけるので、そこはお客様として了解しているのかなって」

4代目店主の安藤 彰啓さんです。
そばは自家製。
毎日使う分だけ仕込みます。

Sitakke

店主 安藤 彰啓さん:「19歳になって学校を出てから勤めたところで蕎麦を習いました。『小樽蕎麦商組合』っていう人たちと交流をして、いろいろな打ち方を参考にしたりとか」

Sitakke

お客さん:「おいしいです、初めて来たんですけど」

Sitakke

番組スタッフ:「いつから来ているんですか?」常連客:「10年かな?値段は安いけれど味は良いよね」

Sitakke

お値段はなんと、ざるそば1杯500円。
お手頃価格も人気の理由のひとつです。

Sitakke

店主 安藤 彰啓さん:「安くてもたくさん売れれば利益は出るなっていう感じで商売しています。純然たる営業が続いているわけじゃなくて、1回製麵所も含む。2代目3代目がちょっとそういう」

明治45年、彰啓さんのひいおじいさん、新吉さんが、やま安を創業。
当時は、「かつぎそば」と呼ばれる屋台で営業していました。

その後、2代目の儀助さんが昭和9年、お蕎麦の専門店として小樽市内にお店を構えました。
戦争を乗り越えた頃、転機をむかえます。

Sitakke

店主 安藤 彰啓さん:「そば店もやってるんですけど、製麺所も後半やっていたみたいですね」

戦後の立て直しのため、近所の製麵店と協力して、現在の「やま安」がある梁川通りに「製麺所」を作ったのです。

店主 安藤 彰啓さん:「うどん、そば、ラーメンは作っていたようです。で、各駅とか商店に卸していたっていう話は聞いています」

やま安のラーメンが誕生した瞬間はこのときでした!
ただ、このときは製麺所でラーメンの麺を卸していただけで「やま安」での提供はありませんでした。
では、いつからお店で出すようになったのでしょうか?

Sitakke

店主 安藤 彰啓さん:「父が蕎麦屋をやるっていうので、ちょっと違うところで習ってきて」

Sitakke

2代目から店を継ぐにあたり、修業が必要だと感じた3代目の滋さん。
行った先は様々なメニューを提供する食堂でした。

そこで学んだのがラーメンのスープだったんです!
昭和47年、製麺所をそば店に改造し「やま安」をオープン。
新メニューとして加えたのが、ラーメンでした。

Sitakke

店主 安藤 彰啓さん:「昔は小樽では蕎麦屋さんは倍以上、3倍くらい。昔っていうのは30~40年くらい前はあったと思うんですけど半分ぐらいはラーメン出していたと思います。そういうお店も少なくなっていったので…あるところにはあるんです、ラーメンって」
番組スタッフ:「蕎麦店のラーメンって珍しいものではない?」店主 安藤 彰啓さん:「小樽としてはそういう感じで捉えてます。思うに食堂っぽいお店が多かったのかなって」

製麺所のノウハウを生かした麺と、修業先で学んだスープを合わせ、「やま安」のラーメンが誕生したんです。

Sitakke

こちらのお値段もお手頃価格、ワンコインの500円でいただけます!

店主 安藤 彰啓さん:「自分的には毎日食べられるラーメンを目指して、価格帯も含めて」

Sitakke

スープのベースになるのは、鶏、豚足、野菜。
そこに合わせるのは、自家製の醤油ダレ。
ニンニク、ショウガ、醤油をミキサーにかけ、そこにチャーシューの煮汁を加えます。
ベースと合わせれば、優しい味わいの醤油スープが完成!

Sitakke

ドイツ人 観光客:「ワオ!ベリーグッド」

愛されるワケは…

Sitakke

店主 安藤 彰啓さん:「自分で食べて…なんでしょう、おいしいと、おいしいと思うように作りたいので、日々進化だと思っていますので、その一点かなと思います。『細く長く』ってお蕎麦屋さんっぽい言葉だなと思うんですけど、健康も気にするのであんまり無理はできないんですけど。私の代はこういう風にがんばっていきたいと思います」

【やま安】

住所:北海道小樽市稲穂3
電話:0134—22—4622
営業:午前11時半~午後3時
定休日:日曜・祝日

※掲載の内容は番組放送時(2026年7月9日)の情報に基づきます。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ