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残業していても「お疲れさま。先に出るよ」だけの上司、会議室で告げた「担当を2つ外す」

  • 2026.8.14
ハウコレ

引き継ぎが重なり、フロアで最後まで残る日が増えても、上司は「お疲れさま。先に出るよ」と帰るだけでした。半期の面談で残業について話しても、返事は「把握してる」の一言です。

月末、会議室で上司が告げたのは注意ではなく、「来月から担当を2つ外す」という話でした。

机の前を通り過ぎる上司

入社3年目、担当の引き継ぎが重なってから、私の退社はフロアで最後になることが増えました。

上司は帰り支度を終えると、「お疲れさま。先に出るよ」と声をかけ、エレベーターへ向かいます。机には書類が積み上がっていましたが、進み具合や残っている仕事について聞かれたことはありません。

短い挨拶が嫌だったわけではありません。毎日残っている理由を、上司がどう考えているのか分からないことが引っかかっていました。

面談でも「把握してる」だけでした

半期の面談で、私は残業について自分から切り出しました。

上司は手元の資料をめくりながら、「把握してる」と答えました。そのあとも、担当を減らす話や、誰かへ引き継ぐ話は出ませんでした。

把握しているなら、なぜ何も変わらないのか。面談の帰り、私はスマホに転職サイトのアプリを入れました。

仕事が多いこと以上に、この状態がいつまで続くのか説明されないことに疲れていました。

会議室で聞いた担当変更

月末、上司から会議室へ来るように言われました。残業の多さを注意されるのかと思いながら席へ着くと、上司は資料を開いて言いました。

「来月から、あなたの担当を2つ外すから」

引き継ぎ先の名前も決まっていました。私は資料を見たあと、「見ていてくれたんですか」と聞きました。

上司は資料を閉じ、「見ているだけになっていた。それは謝る」と答えました。

上司が業務を減らすために動いていたと知っても、その間に何も話してくれなかったことへの引っかかりは残りました。

そして...

翌月から、フロアの消灯前に帰れる日が増えました。机に積まれていた書類の一部は、引き継ぎ先の席へ移っています。

転職サイトのアプリは、まだ削除していません。担当が減ったからといって、数カ月間の不信感までなくなったわけではないからです。

ただ、上司は帰り際、以前より私の机の前で足を止めるようになりました。短い挨拶の前に、残っている仕事を確認する姿を見ながら、アプリを開かない日が増えています。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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