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「雪崩に巻き込まれて死ぬところだった」チャールズ3世、命を落としかけた事故を振り返る。

  • 2026.8.13

英国の国王チャールズ3世は1988年、スイスの山岳地帯でバックカントリースキーをしていた際、雪崩を間一髪で逃れた。

ロンドンで市民に囲まれたチャールズ国王。(2025年12月18日)photography: shutterstock

チャールズ3世は8月3日(月)、スコットランド・ハイランド地方の小さな地域、アシントの山岳救助隊の隊員らと面会した際、このトラウマとなった経験を振り返った。アシントは、雄大であると同時に危険でもある山々が連なる地域だ。面会は、チャールズ3世の祖母であるエリザベス王太后がかつて所有していたスコットランドの居城、メイ城で行われた。現在、国王はここで夏の休暇を過ごしている。カミラ王妃の夫であるチャールズ3世は、山岳救助隊の結成50周年を記念して、救助隊員らをこの城に招いた。

救助隊員らを前に、チャールズ3世は1988年3月、スイスのクロスタースでスキー休暇を過ごしていた際に、命を落としかけた雪崩について語った。「国王は、間一髪で逃れた雪崩について振り返り、山の危険性について話していました。そして、『ほんのわずかな差だった』と述べていました」と、イベント後にチームリーダーのベン・ダイソンが明かした。さらに同氏は、「もちろん、あれから何年も経っていますが、この事故は今でも国王の記憶に鮮明に残っています。しかし、この経験を通じて、私たちが担っている重要な仕事や、直面している危険について、より深く理解していらっしゃるのだと思います」と付け加えた。

死者1人、負傷者1人

1988年3月のあの恐ろしい日に、いったい何が起きたのだろうか。当時はまだ皇太子だったチャールズ3世は、5人の仲間とともに、クロスタースのスキーリゾートの上方でゲレンデ外を滑っていたところ、雪崩が発生した。皇太子とグループのメンバーの大半は、全員が経験豊富なスキーヤーだったこともあり、すぐに安全な場所へ避難することができた。しかし、仲間のヒュー・リンゼイ少佐はそうはいかなかった。雪崩に巻き込まれたリンゼイ少佐は、山の斜面を約400メートル下まで転落し、命を落としたと「ハロー!」は報じている。一方、パトリシア・パーマー=トムキンソンは重傷を負った。「危険が去るとすぐに、グループと一緒に滑っていたチャールズ皇太子、ガイド、そしてスイス人警察官が、犠牲者を救助するために駆けつけた。3人は犠牲者のもとへたどり着こうと、雪を素手で掘り進めた」と、BBCは1988年3月10日付の報道で伝えている。チャールズ皇太子とともに休暇を過ごしていた妻のダイアナ妃と、弟アンドルー元王子の妻セーラ・ファーガソンは、この日はスキーをする気分ではなかったため、シャレーに残っていた。

この事故で大きなショックを受けた一行は休暇を切り上げ、ヒュー・リンゼイ少佐の葬儀に参列するため、すぐに英国へ戻った。この事故は、リンゼイ少佐の未亡人セーラの意向に反して、ドラマ「ザ・クラウン」シーズン4の1エピソードで取り上げられた。サラはバッキンガム宮殿に勤務し、女王とも親しい間柄だった。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

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