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子供の熱で早退「代わりにやってあげた」菓子折りを渡すのを止めると、豹変!?「あれ」同僚が一刀両断

  • 2026.8.11

これは、知人の高橋さん(仮名)から聞いた話です。育休復帰後、初めて子どもの発熱で早退することになった高橋さんは、代わりに仕事を引き受けてくれた同僚へ、お詫びとお礼を兼ねて菓子折りを渡しました。しかしこのお礼が、後になってとんでもない形で返ってくることになるのです……

育休復帰後の試練

育休から復帰して間もない頃、5歳の息子が保育園で発熱し、私は復帰後初めて早退することになりました。周囲へ迷惑をかけてしまったことが頭から離れず、翌日も出勤する足取りは重かったことを覚えています。

出社すると、同僚の山里さん(仮名)から「昨日の会議、私が代わりに出ておいたから」「資料もまとめておいたよ」と声をかけられました。

その優しい言葉に救われた私は、お詫びと感謝を込めて菓子折りを渡しました。しかし、その時は、このお礼が後になって思わぬ形で返ってくるとは思いもしませんでした。

毎回続く恩着せ

それからしばらくして、息子が再び体調を崩し、私はまた早退することになりました。翌日出社すると、私が引き継いで帰った仕事以外にも「電話対応しといてあげたよ」「〇〇の仕事も私が代わりにやっといたから」と声をかけられたのです。

私は「これが社会人として当然なのかな」と悩みながらも、申し訳ない気持ちもあり、そのたびにお菓子やコーヒーを渡していました。しかし、気づけば「してあげたよ」という一言を聞くことが、少しずつ負担になっていました。

お礼をやめた結果

ある日、いつものように山里さんへのお礼のコーヒーをカバンから取り出していると、その様子を見ていた別の同僚が「毎回そんなことしなくていいよ。子どもの体調不良なんて、お互い様なんだから」とさらっと言ってくれました。

同僚からのその一言で肩の力が抜けた私は、それ以降は差し入れをやめ、お詫びと感謝の気持ちは言葉だけで伝えることにしました。ところが、私がお礼をしなくなった頃から思いもよらないことが起こり始めたのです。

次に息子の体調不良で早退した翌日、山里さんは「ごめん、できてないから」と、引き継いで帰った仕事を手つかずのまま私に返してきました。その時は「忙しかったのかな?」と思い、私が急いで仕上げたのですが、その後も山里さんは何かと理由をつけて、引き継いだ仕事をそのまま戻してくるようになったのです。

空気を変えた一言

ある日、山里さんから返された仕事を私が片付けていると、そのやり取りを聞いていた隣の席の同僚が「あれ? 山里さん、昨日『手が空いてるから』って、その仕事引き受けてくれたよね?」と不思議そうに声をかけました。山里さんは一瞬言葉に詰まります。

すると同僚は笑顔のまま「フォローってチームで助け合うためにするものでしょ。見返りを期待してやることじゃないし……もちろん、山里さんもそんなつもりじゃないと思うけど」と意味ありげに微笑んだのです。

山里さんは「……そうだね」と小さく答えるしかありませんでした。それ以来、「私がやってあげたから」という恩着せがましい言葉を聞くことも、引き継いだ仕事を返されることもなくなり、私はようやく気を遣いすぎずに働けるようになりました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。

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