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肌の老化をストップ!?最新【アンチエイジング】コスメ3選

  • 2026.8.9

美容ライター

楢﨑裕美さん

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健康長寿を見据えた予防老化でも“本丸”次なる標的は、老化細胞の“除去”

最近、各社の研究視点や最新知見に触れるたび、美容と医療の距離がどんどん縮まっていて、美容の研究がもはや健康や寿命と地続きの領域に到達していてスゴイな、と思う。なかでも今、医療と美容、ともに研究が活発なのが老化細胞への対策。医療分野では健康寿命をのばす、美容領域では肌老化に抗うのが目的だ。

老化細胞とは、寿命を終え、分裂や増殖が止まり、本来の機能を果たせなくなった細胞。SASPと呼ばれる炎症因子を放出し、周りの細胞の老化を促す。実は、老化細胞は生きている限り誰にでもできるもの。つまり、子どもにも存在するのだが、若いうちは免疫細胞やターンオーバーによって除去されるので問題はない。ところが、加齢によってこれらの機能が落ちると、どんどん蓄積。体では疾患リスク、肌ではシワやたるみなどの肌老化につながる。

そのため、医療分野では老化細胞を選択的に除去するための研究が進んでいる。免疫応答を利用して老化細胞を排除するワクチンや、アポトーシス(異常細胞がみずから死ぬプログラム)を老化細胞に促す方法が注目されている模様。

一方、美容領域でも、老化細胞をつくらせないことに加え、すでに蓄積した老化細胞に対する研究が加速。まず印象的なのが、資生堂だ。免疫細胞の一種、メモリーT細胞が老化細胞を選択的に除去する機能を発見。さらに発酵カメリアエキス+に、老化細胞が存在する部位へメモリーT細胞を呼び込む作用まで見出している。そして、新たに着目しているのがアポトーシスを促すアプローチだ。老化細胞はアポトーシスへの抵抗性を持っているらしく、発動されにくい。そこで資生堂は、線維芽細胞の老化細胞に働きかけてアポトーシスを促す成分を探索し、コリアンダーの種子由来成分で確認。同時に新たな線維芽細胞も増えるというから頼もしい。

もうひとつ、注目なのがファンケルだ。加齢に伴って増える血液中の老化細胞を低減する働きを、キンミズヒキというバラ科の食品素材に含まれる特定のポリフェノール群に見出しており、作用機序の解明を含め、期待したい!

塗って、飲んで、老化細胞除去。これだけで老化を完全に止められるわけではないが、やっぱり老化スピードを緩やかにする一手が増えたのはうれしく、ポジティブに取り入れたい。

アルティミューン™ パワライジング セラム/クレームレストラトゥリス S/ウェルエイジ プレミアム
【A】アルティミューン™ パワライジング セラム

50ml ¥15180(編集部調べ)/SHISEIDO

免疫細胞の老化細胞を除去する能力に着目し、昨年進化。

【B】クレームレストラトゥリス S

50g ¥55000(編集部調べ・9/21発売)/クレ・ド・ポー ボーテ

特定の肌悩みに対応するシリーズの進化版第一弾。コリアンダー種子エキスを含む複合成分を配合。独自のメソッドと組み合わせれば、たるみが気になる肌がスッキリ!

【C】ウェルエイジ プレミアム

30粒 ¥5870/ファンケル

キンミズヒキ由来のアグリモール類という特定のポリフェノールが老化細胞に働きかけることで中高年の一時的な疲労感を軽減&活力を維持する効果があることを確認。配合した機能性表示食品は、疲れやすい大人にうれしいのはもちろん、VOCE世代から飲み始めるのもあり。

撮影/藤本康介

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