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「記念だから」義姉の顔にスマホを向けた私→夫の一言で動画を見返すと、そこには視線を落とす義姉が映っていた

  • 2026.8.9
ハウコレ

妊娠を報告したときの反応を残したくて、私は家族や友人へスマホを向けていました。義姉から「撮るのはやめて」と言われても、記念になるから問題ないと考えていました。夫に注意されたあとで動画を見直すと、私が残したかった表情とは違う義姉が映っていました。

撮りためていた反応

義姉は夫の姉で、私にとって一番気心の知れた相手です。妊娠がわかってから、親族や友人に報告するたび、私はその反応をスマホで撮りためていました。SNSで人気の「みんなの反応集」を作るためです。最後に残ったのが義姉でした。

義姉ならきっといい表情を見せてくれると思い、私は「実は…赤ちゃんができたんです」と告げながら、スマホを義姉の顔に近づけました。義姉は椅子から腰を浮かせて喜んでくれました。

止めたくなかった動画

義姉は「撮るのはやめてほしいな」と言いました。それでも私は、撮れた映像を手放したくありませんでした。

「記念だから、いいじゃないですか」

スマホはしまいましたが、動画は消しませんでした。義姉もそれ以上は言わなかったため、大きな問題ではないと自分に都合よく受け取っていました。数日後、撮りためた反応を編集し、「友人・家族に妊娠報告をしてみた」という動画をSNSへ公開しました。義姉が撮影を断った場面は外し、喜んだところだけを使いました。

夫の言葉

投稿からしばらくして、夫が改まった顔で切り出しました。

「姉ちゃんは、嫌だってその場で言ったんだろ。姉ちゃんの顔は、姉ちゃんのものだよ」

言われて動画を見返すと、画面の中の義姉は、笑いながらも視線を落としていました。私はすぐに義姉へ「もう一度会ってほしい」とメッセージを送りました。

そして...

同じ席に着き、私はスマホをテーブルへ置いて頭を下げました。

「嫌だと言われたのに、私が残したい気持ちを優先しました。ごめんなさい」

義姉の前で投稿を開き、「今ここで消します」と伝えて、反応集を削除しました。義姉は画面から投稿が消えるところまで確認していました。その姿を見て、公開した数日間の不安は、削除だけでは戻せないと分かりました。

後日、義姉と食事へ行ったとき、料理を撮る前に許可を取りました。義姉から「顔は写さないでね」と言われ、私はカメラを皿だけに向けました。これから撮影するたび、あの反応集を作る前に聞くべきだった言葉を、先に伝えるつもりです。

(20代女性・パート)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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