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「次に死ぬのは誰?」サスペンスオタクが孤立した洋館の事件を推理する!?ただの“モブ”がオタクの知識でフラグ回避【作者に聞く】

  • 2026.8.8
絶対に死亡フラグを回避したいサスペンスBL ひのみや(@ominomiya3)
絶対に死亡フラグを回避したいサスペンスBL ひのみや(@ominomiya3)

「キャー!!」大きな洋館に悲鳴が響き渡る。そこには胸にナイフが突き立てられた死体があった。この漫画は殺人事件が起こったところからスタートする。そして「僕は知っている」と心の中でつぶやくモブキャラがいた。これから次々と殺人が起こることをモブキャラなのになぜ予期できるというのだろうか?

この漫画の主人公は、殺人犯本人でも、未来を予見できる超能力者でもない。殺人事件には何の関わりもない一般人、いわゆるモブ的立ち位置の人物である。だが、彼にはこれが連続殺人事件の序章に過ぎないことが分かっていた。なぜならば、彼は“サスペンスオタク”だから――!!

橋が落ちて孤立した洋館(※携帯電話の電波も届かない)というベタな条件下で、主人公の予想通りに次々と殺人事件が起こる。探偵役にはとてもなれない主人公は、サスペンスオタクの力を駆使し、襲い来る“死亡フラグ”を回避していくのだが…!?

本作を描いたのは、「ヤンデレカフェへようこそ」という作品で「第51回pixivコミック月例賞」の大賞を受賞したひのみや(@ominomiya3)さん。その後、商業連載を経て、2024年2月に第1巻が単行本化されている。ひのみやさんに本作について話を聞いてみた。

読み返すとゾッとする伏線の数々

主人公はサスペンスオタクだった!! ひのみや(@ominomiya3)
主人公はサスペンスオタクだった!! ひのみや(@ominomiya3)
絶対に死亡フラグを回避したいサスペンスBL_P02 ひのみや(@ominomiya3)
絶対に死亡フラグを回避したいサスペンスBL_P02 ひのみや(@ominomiya3)
探偵役であろう人物にくっ付いておけば安全…? ひのみや(@ominomiya3)
探偵役であろう人物にくっ付いておけば安全…? ひのみや(@ominomiya3)

本作「絶対に死亡フラグを回避したいサスペンスBL」は、殺人事件には何の関係もないごく普通の"モブ"が主人公。しかし彼は、大好きなサスペンス作品の知識から、自分たちが連続殺人事件の舞台にいることを察知し、次々と迫る"死亡フラグ"を回避していく。王道ミステリーの展開を逆手に取った発想で話題を集めた作品だ。

作者・ひのみやさんによると、本作では「あとから見返すと少しゾッとするように 」を意識して描いたという。例えば、探偵が指紋を残さないよう手袋を着けている点や、ある人物が物語を通して主人公を見続けている描写、さらにはダイイングメッセージの意味深なヒントなど、作中には1度読んだだけでは気付けない細かな伏線が随所に散りばめられている。

また、作者自身が特に力を入れたのはラストページ。「ヤンデレらしい顔は描いていてとっても楽しい 」と振り返るように、最後の一コマには強いこだわりが込められているという。読者からは「続きをください」「続編が読みたい」といった声も数多く寄せられており、ひのみやさんも「無事に逃げ出した2人の後日談として、また別の事件に巻き込まれる推理ものの漫画を描きたい 」と構想を明かしている。

読み終えたあとにもう一度最初から見返したくなる仕掛けと、続きが気になってしまう余韻を味わえる本作を、ぜひ読んで欲しい。

取材協力:ひのみや(@ominomiya3)

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