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「もう一回滑るの!」滑り台に割り込む子供を注意しない父親。周囲が感じた本音とは

  • 2026.8.9
「もう一回滑るの!」滑り台に割り込む子供を注意しない父親。周囲が感じた本音とは

滑り台の階段前にできていた列

休日の午前中、私は娘を連れて近所の公園へ行きました。

天気がよかったため、園内には小さな子どもを連れた家族が何組も来ていました。

娘が向かったのは、広場の端にある滑り台です。

階段の前には幼稚園児くらいの子どもが四人ほど並んでおり、私は娘の少し後ろから様子を見ていました。

娘の前には、三歳くらいの男の子が母親と一緒に順番を待っていました。

そのとき、一度滑り終えた少し年上の男の子が、滑り台の横を走って戻ってきました。

男の子は列の後ろへは行かず、そのまま先頭にいた小さな男の子の前へ入ろうとします。

「もう一回滑る」

突然前に出られた小さな男の子は、戸惑った様子で足を止めました。

列の後ろにいた娘も、何が起きたのか分からないように男の子を見ています。

割り込んだ子の父親らしき男性は、滑り台から少し離れたベンチに座っていました。

手にはスマートフォンを持っていましたが、子どもの声が聞こえたのか、一度こちらへ顔を上げました。

男の子が列の先頭へ入ろうとしていることも、その前で小さな子が困っていることも、見えていたと思います。

ところが男性は声をかけることなく、再びスマートフォンへ目を落としました。

気づいていたのに、父親は動かなかった

すると、小さな男の子の母親が一歩前へ出ました。

割り込もうとした男の子に近づき、列の後ろを示しながら、落ち着いた声で伝えます。

「みんな順番に待っているから、もう一回滑るなら後ろに並ぼうね」

責めるような口調ではなく、子どもにも分かるように、短くはっきりとした言い方でした。

男の子は階段と列の後ろを見比べたあと、黙って向きを変え、娘の後ろへ並びました。

母親は自分の子どもに、

「待っていたから、次はあなたの番だよ」

と声をかけました。

小さな男の子は安心したようにうなずき、階段を上っていきました。

その間も、ベンチの男性がこちらへ来ることはありませんでした。

自分の子どもがほかの保護者から注意されたことには気づいていたようでしたが、謝ることも、子どもに改めて声をかけることもなく、そのまま座り続けていました。

男の子はその後、自分の順番が来るまで列で待っていました。

大きなトラブルにはならなかったものの、私は少しもやもやした気持ちが残りました。

子どもが遊びに夢中になり、順番を忘れてしまうことはあると思います。

けれど、親が気づいたのなら、一言声をかけるくらいはしてもよかったのではないでしょうか。

自分は何もせず、別の保護者に注意を任せたままなのは、正直なところ無責任に見えてしまいました。

注意した母親が穏やかに対応してくれたから、その場は何事もなく収まりました。

ただ、その人が声をかけなければ、きちんと並んでいた子が我慢することになっていたはずです。

帰り道、娘が「滑り台は順番だよね」と話すのを聞きながら、子どもの行動だけではなく、そばにいる大人の振る舞いも見られているのだと感じました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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