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「処分を押しつけているだけでしょう!」ベビー用品を譲ってくれた義姉。だが、実物を見て思わず絶句

  • 2026.8.8
「処分を押しつけているだけでしょう!」ベビー用品を譲ってくれた義姉。だが、実物を見て思わず絶句

玄関に運び込まれたベビー用品

子どもが生まれて間もない頃、夫の姉から「使わなくなったベビー用品を譲りたい」と連絡がありました。

義姉の子どもは、うちの子より七歳年上です。ベビーカーやベビーベッドなど、大きな物をまとめて譲ってくれるという話でした。

「一からそろえると大変でしょう。うちにある物、全部持っていってあげる」

電話では状態まで確認しませんでしたが、義姉の厚意だと思い、私はお礼を伝えました。

数日後の夕方、義姉は荷物を積んだ車でわが家へやってきました。運ぶのを手伝うため、義母も一緒です。

ところが、玄関に並べられた品物を見て、私は戸惑いました。

ベビーカーの布地には取れそうにない黒ずみがあり、金具には錆が浮いています。ベルトの留め具にもひびが入り、ブレーキをかけても車輪がわずかに動きました。

折り畳まれたベビーベッドは、塗装が剥がれているだけでなく、柵を固定するための部品が一つ見当たりません。キッズチェアも、背もたれに触れると大きくぐらつきました。

生まれたばかりのわが子に使うには、不安を感じる状態です。

「すみません。これは少し、使うのが難しいかもしれません」

勇気を出して伝えると、義姉は不満そうにベビーカーを見ました。

「そのベビーカー、まだ使えるでしょ。うちの子のときは、普通に使っていたんだから」

「でも、ベルトにひびがありますし、ブレーキもきちんとかからないみたいで…」

私が説明しても、義姉は納得してくれません。

「少しくらいなら大丈夫よ。捨てるのにもお金がかかるし、使ってくれたほうが助かるんだけど」

その言葉を聞き、私は何も返せなくなりました。

「それは譲るとは言わないわ」

気まずい空気が流れるなか、それまで黙って品物を確認していた義母が口を開きました。

「それは譲るとは言わないわ。処分を押しつけているだけでしょう!」

義姉の表情が固まりました。

「押しつけてなんかないよ。まだ使えるから持ってきただけで……」

「七年前に使えたかどうかではなく、今、安全に使えるかどうかが大事なの。赤ちゃんに使う物を『たぶん大丈夫』で渡してはいけないでしょう」

義母はベビーカーの留め具とブレーキを義姉にも確認させました。さらに、ベビーベッドの部品が足りないことや、キッズチェアがぐらついていることも、一つずつ指摘していきます。

「せっかく持ってきたのに断られたら、嫌な気持ちになるのは分かるわ。でも、もらう側には断る権利があるのよ」

義母の言葉に、義姉はしばらく黙り込んでいました。

やがて、もう一度ベビーカーのベルトを見て、小さな声で言いました。

「……ここまで傷んでいるとは思ってなかった。確認せずに持ってきて、ごめんね」

夫も「赤ちゃんに使う物だから、今回はやめておこう」と伝え、運び込んだ品物は義姉の車へ戻すことになりました。

帰り際、義母は私に「断りにくい相手だからこそ、無理をしてはいけないのよ」と声をかけてくれました。

相手の厚意を無駄にしたくないと思うあまり、私は危険を感じた物まで受け取ろうとしていました。

しかし、赤ちゃんの安全に関わる物だからこそ、遠慮せずに確認し、使えないと思ったら断ることも必要です。

私の代わりに義姉へ伝えてくれた義母の言葉は、今でも心に残っています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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