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「今年も子どもたちのお年玉、持ってきてね」毎年お年玉を持ってこさせる義姉。だが、夫の一言で状況が一変

  • 2026.8.8
「今年も子どもたちのお年玉、持ってきてね」毎年お年玉を持ってこさせる義姉。だが、夫の一言で状況が一変

毎年かかってくる催促の電話

毎年、年末が近づくと、義姉から義母のもとへ電話がかかってきます。

用件は、いつも同じでした。

「今年も子どもたちのお年玉、持ってきてね」

義姉は夫と子どもたちと暮らしていますが、正月に義実家へ挨拶に来ることはほとんどありません。

その代わり、義母がお年玉を用意し、電車を乗り継いで義姉の家まで届けるのが、いつの間にか毎年の恒例になっていました。

義母は孫に会えることを楽しみにしていたため、頼まれるたびに笑顔で出かけていきます。

しかし、義姉から聞こえてくるのは、お礼よりも都合を優先する言葉ばかりでした。

「午前中に来て。午後は出かける予定だから」

「今年は少し早めにお願いね」

私はそのやり取りを聞くたびに、どこか釈然としない気持ちになりました。

年々つらそうになる義母

以前の義母は、電車で出かけることをそれほど苦にしていませんでした。

ところが年齢を重ねるにつれ、長い移動は少しずつ負担になっていきました。

ある年の正月、義姉の家から戻ってきた義母は、玄関に入るなり椅子に腰を下ろしました。

「乗り換えが多いと、さすがに疲れるわね」

義母は笑っていましたが、その顔には疲れがにじんでいました。

夫もその様子を見て、ようやく姉の態度が気になったようです。

「姉さんたちが来れば済む話なのにな」

私は何も言いませんでしたが、夫も同じことを感じていたのだと分かりました。

その年の暮れ、いつものように義姉から電話がありました。

「今年は何日に持ってきてくれる?」

義母が返事に困っていると、そばにいた夫が電話を代わりました。

夫が初めて決めた家族のルール

「今年から、母さんに届けさせるのはやめよう」

夫がそう伝えると、電話の向こうで義姉は黙り込みました。

「でも、毎年そうしてくれていたじゃない」

「母さんも年を取ったんだ。お年玉を受け取りたいなら、正月に子どもたちを連れて会いに来て」

夫は声を荒らげることなく、淡々と説明しました。

義姉はしばらく不満そうにしていましたが、夫は考えを変えませんでした。

結局、その年は義姉一家が久しぶりに義実家を訪れました。

玄関に入るなり、子どもたちは義母の顔を見てうれしそうに駆け寄ります。

義母も孫たちの手を握りながら、穏やかに笑っていました。

帰り際、義姉は少し気まずそうに義母へ頭を下げました。

「今まで、来てもらってばかりでごめんね」

たったそれだけの言葉でしたが、義母はほっとしたようにうなずきました。

家族だからといって、一方だけが我慢し続ける必要はありません。

長年続いていた習慣を見直したことで、ようやく無理のない正月を迎えられるようになりました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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