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【桐島かれんさん】「60代は最高」と毎日をのびのびと楽しむ、桐島かれんさんの感性の源とは【今月のカバーウーマン】

  • 2026.8.6

モデルとしてはもちろん、ライフスタイルや考え方が世代を超えて支持される憧れのミューズ、桐島かれんさん。60代となったかれんさんが、いま思うこと、日々楽しんでいることとは。

「60代は失う時代ではなく、自由と感受性を手に入れる年」

「60代は最高。だって、やっと自由になれたんだもの!」 昨年、還暦を迎えた桐島かれんさん。肩の力を抜いて、等身大の自分でいられるいまの年齢を、のびのびと楽しんでいます。
「私たちの世代は、もう中身も十分に成熟していますよね。世の中のいいところも嫌なところも見てきて、大抵のことは理解できる。自分の限界もわかってきて、『自分はこの程度なんだな』と認められるようになります。背伸びをしなくてもいいし、人と比べる必要もない。それこそが、本当の自由だと思うんです。40代くらいまでは、『まだ自分はどうにかなるんじゃないか』『私には才能がないのかな』と抗ったり、悩んだりしたこともあったけど、いまはいい意味で諦めがついているから気が楽。人間は歳を重ねるにつれて自由になっていって、死ぬときに完全に解放される。そんなふうに考えているから、死ぬことも怖くないんです」 感性がより豊かになっていくのも、年を重ねて得られるもののひとつ。
「若いころは四季のありがたみなんてまったく感じなかったけど、いまは桜の花びらが散っているのを見るだけで感動しちゃう。すべてのものは儚いからこそ美しくて、60代はその〝儚さ〟がようやくわかってくる年代だから。昔読んだ本や観た映画に、いままた触れると、当時とは感じ方が違いますよね。そんなふうに、この年齢ならではの楽しみは、いくらでも見つけられるはず」 現在、かれんさんは海にほど近い神奈川・葉山の家で3匹の犬、そしてたくさんの植物と暮らしています。「毎朝、美しい海を眺めて目覚められるのは、本当に贅沢なこと。自然豊かな場所なので、庭にはタヌキやリスも遊びに来ますよ。生ごみを肥料にするためのコンポストを作ったら、発酵の熱で温かくなって気持ちいいらしく、タヌキたちの寝床になっていました(笑)。ただ、私はもともと都会育ちなので、その猥雑なエネルギーも大好き。東京と葉山を行ったり来たりするバランスがちょうどいいですね」

「ようやく〝儚さ〞がわかる年齢に。 桜の花びら1枚にも感動します」

ジャケット¥187,000、パンツ¥110,000、ブラウス¥132,000/すべてヌメロ ヴェントゥーノ(イザ)、ピアス(右耳)¥64,900、(左耳)¥115,500、リング(左手)指先から¥880,000、¥168,300、ブレスレット¥333,300、ダイヤバーつきブレスレット¥107,800/すべてヒロタカ(ヒロタカ 表参道ヒルズ)、シューズ¥193,600/ピエール アルディ(ピエール アルディ 東京)

Profile

桐島かれんさん
1964年生まれ、神奈川県横浜市出身。母は作家・桐島洋子氏、弟は写真家・桐島ローランド氏、妹はエッセイスト・桐島ノエル氏というクリエイティブな一家、桐島家の長女。学生時代にモデルの仕事をはじめ、以降モデル、女優、歌手、ラジオパーソナリティと多方面で活躍。夫は写真家の上田義彦氏。

撮影/中川真人[magNese] スタイリスト/坂本久仁子 ヘア&メイク/重見幸江 インタビュー・文/工藤花衣 ※素敵なあの人2026年9月号「桐島かれんさんが紡ぐ 素敵な時間の秘密」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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