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「既読になったから、かけたのよ」義母からの着信は、いつも読んだ直後でした

  • 2026.8.6
ハウコレ

お昼休みに義母のメッセージを開いた3秒後、スマホの画面が着信表示に切り替わりました。

悪気がないと分かっていても、既読が通話の合図になる連絡に疲れ、私は夫へ打ち明けました。数日後、義実家で先に頭を下げたのは義母でした。

開いた瞬間に鳴る電話

結婚して2年、義母からの連絡は決まって同じ流れでした。届いたメッセージを開くと、間を置かずに着信が来ます。

「既読になったから、かけたのよ」

電話口の義母は明るく、用件は野菜のお裾分けや夫の好物の話ばかりです。悪気がないのは分かっていました。それでも、メッセージを読んだことが電話の合図になる状況は、手元を見られているようで落ち着きませんでした。

開けなくなったメッセージ

いつからか、義母の名前が通知に出ても、すぐには開かなくなりました。開けば電話が来て、出れば30分近く話が続きます。仕事の合間や夕食の支度中に、毎回付き合う余裕はありませんでした。未読のまま数日置いたこともあります。

すると今度は夫あてに「体調でも悪いの」と連絡が入り、結局こちらから折り返すことになりました。既読にしても未読のままにしても連絡が来るため、義母の名前が通知に出るだけで負担を感じるようになりました。

夫に打ち明けた日

限界を感じた私は、夫に正直に話しました。お義母さんのことは好きだけれど、既読の直後に電話が来ると休まらない。監視されているみたいでつらい、と。夫は少し考えてから「俺から言っておく」と言ってくれました。数日後、義実家に顔を出すと、義母はいつもの調子ではありませんでした。お茶を置いたあと、私の向かいに座り直しました。

「迷惑だったのね、ごめんなさいね」

先に頭を下げられて、私のほうが慌てました。

そして...

私は義母に、責めたいわけではないと伝えました。

「お義母さん、返事はメッセージでさせてください」

それだけお願いすると、義母は何度もうなずいてくれました。今も連絡はまめに届きます。ただ、既読をつけても電話は鳴りません。翌日、時間をかけて打ったと分かる長い返事が届くこともあります。慣れない画面と向き合ってくれていることが伝わり、その返事を読み終えると、今度は私から会いに行こうと思えるようになりました。

(30代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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