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「いったい誰が…」ネットで遭遇した『甲子園の土』“その行く先”に賛否「かまわないのでは」「良い気はしない」

  • 2026.8.14
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

高校野球ファンにとって、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)は特別な季節です。連日、熱戦が繰り広げられる一方で、観客向けのチケットをめぐっては高額な転売が問題になることがあります。

しかし、甲子園で転売されているものはチケットだけではありません。実は、選手たちが甲子園出場の記念として持ち帰ることで知られる「甲子園の土」や、土が入った記念グッズもフリマアプリに出品されています。

SNSでは「甲子園の土って売るものなの?」「いったい誰が買うんだろう」といった声が集まっています。

「甲子園の土」がフリマアプリに…いくらで売られている?

2026年8月13日現在、フリマアプリ「メルカリ」で「甲子園の土」と検索すると、甲子園の土そのものや、甲子園の土入りキーホルダーなど、さまざまな商品が見つかります。

確認できた出品では、500円程度〜1,500円前後のものが比較的多く、数千円を超えるものもありました。

また、長期間保管されていたとされる「甲子園の土」や、複数の記念グッズを組み合わせた商品などには、より高額で出品されているケースもあります。

甲子園を目指す機会を失った球児へ贈られた特別な記念品

出品されている中でも注目を集めているのは、全国高等学校野球選手権大会の大会回数を表す「102」というロゴが入った、甲子園の土入りキーホルダーです。

このキーホルダーが作られたのは、2020年。新型コロナウイルスの影響で、選抜高等学校野球大会(春の甲子園)に続いて夏の甲子園も中止となり、多くの高校3年生が甲子園を目指す機会を失いました。

そこで阪神タイガースと阪神甲子園球場は、日本高等学校野球連盟に加盟する野球部の3年生全員を対象に、「甲子園の土」が入ったオリジナルキーホルダーを贈呈しました。当時、阪神タイガースの監督を務めていた矢野燿大さんらが「高校球児のために何かできることはないか」と考えたことがきっかけです。

約5万個が用意され、2020年8月末から各校への発送が始まりました。当時はフリマアプリなどへの出品が相次ぎ、1,500円~1万円ほどの価格で販売されていたと報じられています。

あれから約6年。2026年現在も、当時のキーホルダーがフリマアプリで出品されていることが確認できます。

SNSではさまざまな反応「誰が買うの?」の声も

こうした「甲子園の土」の出品をめぐっては、SNSでもさまざまな反応が寄せられています。

目立ったのは、転売されていることに違和感を覚えるという声です。

・甲子園の土まで売られていることに驚いた
・思い出の品として持っておくものでは?
・キーホルダーに関しては、当時作ってくれた人たちの思いが踏みにじられているような気もする
・思い出が転売されるのはあんまり良い気はしないなぁ

一方で、本人が大切にするかどうかは本人次第であり、第三者が価値観を押しつけるものではないという意見も見られます。

・本人がいらないなら売るのも仕方ないのかも
・もし需要があるなら別にかまわないのでは
・売るのも買うのも自由でしょう

このほか、「そもそも誰が買うのか気になる」「本当に売れるんだ」といった声も集まっていました。

思い入れの強い品だからこそ、受け止め方も分かれるようです。

「甲子園の土」はただの土ではないからこそ

フリマアプリに並ぶ商品だけを見ると、数百円から数千円ほどの「土入りグッズ」に見えるかもしれません。

しかし、そこには甲子園を目指した球児たちの思いや、コロナ禍で夢を追う機会を奪われた高校3年生へのエールという背景があります。

チケットの転売が問題になるのと同じように、「欲しい人がいるから売れる」という市場の仕組みだけでは割り切れないものもあるのでしょう。

甲子園が多くの人にとって特別な場所であるからこそ、そこで生まれた「思い出」や「記念品」がどのように扱われるのかにも、さまざまな意見が集まるのかもしれません。

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