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かつて、仕事“ほぼゼロ&門前払い”だった男→朝ドラ、大河、日曜劇場、ネトフリで国内外を“トリコ”にする【遅咲き俳優】

  • 2026.8.28
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映画「TOKYO TRIBE」の会見 鈴木亮平 (C)SANKEI

俳優の道はどれほど実力があっても、誰もが有名になれるわけではありません。地道な努力を重ね、チャンスをつかむまで諦めない精神が必要です。今回は、そんな“下積みを経て大ブレイクした俳優Part2”をテーマに5名をセレクトしました。

本記事では第3弾として、27歳までアルバイトをしながら俳優活動を続け、そのストイックな役作りや演技を武器にブレイクした俳優をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに人選・制作された記事です
※一部、経歴やエピソードに関するネタバレを含みます

自作の履歴書で50社以上回るも門前払い…8年の下積み時代

1983年3月29日生まれ、兵庫県の出身の鈴木亮平さん。東京外国語大学を卒業し、留学経験を持つ知性派で高い演技力を持つ鈴木さんですが、その出発点は決して楽なものではありませんでした。

大学入学後、演劇サークルに入ったことをきっかけに役者を目指すようになった鈴木さん。2006年には俳優育成学校に入学し、同年にドラマ『レガッタ〜君といた永遠〜』(テレビ朝日系)で俳優デビュー。しかし、デビュー前には芸能事務所などに自作の履歴書を持って50社以上を回るも、門前払いされることも多かったといいます。

その後はあまり仕事に恵まれず、186cmの長身を生かしてモデル活動をする一方で、甲子園球場や東京でビールの売り子としてバイトをする生活を27歳まで続けていました。

そんな鈴木さんが注目を集めたのは、俳優デビューから約8年後のこと。

長い下積み時代を経てブレイクしたことを知り、SNSでは「頑張ってきたんだなぁ」「知らなかった」「下積み期間があっての今!」などの声が寄せられていました。

小栗旬のラブコールで『変態仮面』主演!翌年『花子とアン』で大ブレイク

アルバイトをしながら俳優活動を続ける鈴木さんに転機が訪れました。

俳優の小栗旬さんに「変態仮面を演じるなら他には考えられない」と指名され、2013年公開の映画『HK/変態仮面』で主演に大抜擢。撮影では体重を一度15kg増量した上で脂肪を削ぎ落とす肉体改造を行うなど、役作りに挑戦。振り切った演技も話題となり、12館の小規模公開でのスタートながら、興行収入2億円のスマッシュヒットを記録。続編も公開され、次作への飛躍となる作品となりました。

そして翌年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』にヒロインの夫・村岡英治役として出演。『赤毛のアン』の翻訳者・村岡花子の波乱万丈の半生を描いた本作で『HK/変態仮面』とは一転、誠実でスマートな紳士役を演じました。自然な体つきを見せるため10kg減量して撮影に臨むなど、徹底した役作りを披露。爽やかで誠実な夫役が話題となり、お茶の間にもその名が広く知られるようになりました。

この演技が評価され、2015年に「第39回エランドール賞」で新人賞を受賞。長年の努力が実を結び、一躍人気俳優の仲間入りを果たしたのです。SNSでは「英治さんしか勝たん!!」「亮平さん格好良い」「本当に素敵な旦那様」など、鈴木さんの爽やかな夫役に魅了された人の声が多く見られました。

そのほかにも、大河ドラマ『西郷どん』やNetflix映画『シティーハンター』など数々の話題作で主演を務め、幅広い役柄を自在に演じ分ける確かな演技力で、多くの視聴者を魅了しています。

代表作『東京MER』興行収入98億円超えの大ヒット!

鈴木さんは、2021年にTBS系「日曜劇場」で放送された本格医療ドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』で主演を務めました。救命医療チーム「TOKYO MER」のチーフドクター・喜多見幸太を演じ、リアリティのある演技や喜多見のセリフ回しが話題に。2022年には本作が「コンテントアジア賞2022」のベストアジアドラマ部門で最優秀賞を受賞。また、鈴木さんは「第4回アジアコンテンツアワード」で主演男優賞を受賞しています。

2023年には劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』が公開し、興行収入45.3億円のヒット。さらに2025年公開の第2作『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』は、前作を上回る52.9億円を突破シリーズ累計興行収入は98億円超えに!SNSでは「最高でした」「喜多見チーフ格好良かった」「安定のクオリティの高さ」と称賛の声が集まり、今や鈴木さんを代表する人気作品となりました。

鈴木亮平の2026年最新出演情報

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TBS系ドラマ「リブート」のファンイベント 鈴木亮平 (C)SANKEI

長い下積みを経てキャリアを広げてきた鈴木さんは、2026年も主演作が続いています。

  • 日曜劇場『リブート』(TBS系)

2026年1月から放送されたサスペンスドラマ。鈴木さんはパティシエの早瀬陸と儀堂歩という善悪を行き来する一人二役を演じました。第1話は、TVer、TBS FREEでの無料見逃し配信で再生数478万回を突破し、全局の歴代ドラマ初回放送として歴代1位の快挙を記録しました。

  • 映画『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』(2026年8月21日公開予定 → 公開延期)

『TOKYO MER』劇場版第3作。首都・東京を襲う巨大地震と、赤塚都知事に迫る命の危機を描く本作では、鈴木さん演じる喜多見幸太率いるTOKYOMERが過酷な救命ミッションに挑みます。

自ら事務所へ売り込みに行くも門前払いされるなど、悔しい下積み時代を経験した鈴木さん。そんな努力を糧に、ストイックな役作りと圧倒的な演技力で大ブレイクし、ヒット作を連発する実力派俳優となりました。この先、どんな活躍を見せてくれるのか――鈴木さんの歩みから、ますます目が離せません。


※記事は執筆時点の情報です。

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