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『現場で動いて物事を変えろ』W杯で失態の韓国代表、前指揮官がYouTuberら“外野”の評論家に反論

  • 2026.7.31

ワールドカップ2026まで韓国代表を率いていたホン・ミョンボ前監督が、韓国サッカー協会を外部から批判する元代表選手やサッカー系YouTuberらに対し、「現場へ入って変えてほしい」と訴えたとのこと。

『聯合ニュース』によれば、ホン・ミョンボ氏は7月30日、韓国国会が開いた韓国サッカー協会に関する聴聞会へ証人として出席したとのこと。

聴聞会では、代表監督に選ばれた過程の不透明さや、2026年ワールドカップで韓国がグループステージ敗退に終わった責任について、与野党の議員から厳しい質問を受けた。

その中で休憩を含めて約12時間に及んだ質疑の終盤、元代表選手らがYouTubeなどを通じて協会内の「カルテル」や「閉鎖的な組織文化」を批判していることについての質問があったとのこと。

ホン・ミョンボ氏は、「そのような声を協会が軽視すべきではない」としたうえで、さらに次のように話したという。

「誰か一人が仕事をうまくやれば変わるとは思わない。すべてのサッカー関係者が努力し、力を合わせなければ簡単には変わらない構造だということは私も認めるところである。

そして、問題が分かっているなら、現場に入って自分で努力し、変えられる構造を作ればいい。とても難しいことだが、若い人たちが中へ入って問題を変えてくれればと思う。

外で良い役割を果たすことも、意見を言うことも、厳しい指摘をすることも大切だ。ただ、実際に仕事をするということで言えば、中に入って現実がどれほど難しいかを知る必要もあるものだ。

そうすれば責任感を持って、さらに物事を変えられると思う。厳しい環境が多いので、彼らがそういう場所で働けば、もっと早く良くなるはずなのだ」

なお、聴聞会にはホン・ミョンボ氏のほか、チョン・モンギュ前協会会長、イ・ヨンス副会長、キム・ビョンジ副会長らが出席した。彼らはワールドカップで期待に応えられなかったことを謝罪したものの、監督選任をめぐる特別扱いや協会内部のカルテルについては否定していたとのこと。

一方で、この聴聞会が疑惑の解明につながったかについては疑問も残ったと伝えられている。協会関係者からは「記憶にない」「すでに辞任した」「後任が判断することだ」といった回答が相次ぎ、各種疑惑を十分に解消できなかったという。

そして議員側の質問にも問題があり、ワールドカップで「なぜ負けたのか」と一方的に叱責する場面や、洪氏の子どもの兵役問題を持ち出す質問もあったそう。さらに、韓国政府や大統領にもワールドカップ敗退の責任があるのではないかという主張が展開され、サッカー協会の問題を検証するはずの場で政治的な論争が繰り返されたそうだ。

このような質問が相次いだことについて、韓国メディアからは「聴聞会の本来の目的から離れている」「不満をぶつけるだけの茶番になっている」との批判も出ている。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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