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【メンタル強化】プレッシャーに負けそうな時どうする?全米女王ココ・ガウフが実践する「心を整える5つの習慣」

  • 2026.9.29
Julian Finney / Getty Images

今年のウィンブルドン選手権の試合後、グランドスラムを2度制したテニスプレイヤーのココ・ガウフ(22歳)は、スマートフォンで父親からのメッセージを確認した。「コートチェンジの合間には、忘れずに食べてエネルギーを補給しなさい」と書かれていたという。

試合時間が1時間から3時間以上と読めないテニスにおいて、コート上で鋭い反応速度を保つための栄養補給は不可欠だ。しかし彼女は、「怒りや焦りを感じると、ついエネルギー補給を忘れてしまう」と明かす。

全米オープンで話題になったエネルギー補給法

2023年の全米オープン優勝時、試合の合間に手作りのフルーツサラダを食べる姿がカメラに捉えられ話題となったガウフ。それ以来、彼女はアメリカで人気のボトルスムージーブランド「Naked Smoothie(ネイキッド・スムージー)」の最高スムージー責任者(CSO)に就任し、20gのプロテイン(タンパク質)が摂れる「プロテイン・パイナップル・オレンジ」味を共同開発するまでに至った。普段あまり間食をしない彼女にとって、練習の合間に手軽にプロテインを摂取することが、日々の食事管理における最大のテーマなのだ。

若きトップアスリートが辿り着いたメンタル革命

14歳という若さでプロに転向したガウフ。キャリア初期は1勝1敗に一喜一憂し、敗北に打ちのめされていたが、現在のメンタルアプローチは少し柔らかくなった。「勝利への執着心は変わらないけれど、負けた時でもポジティブな要素を見つけるようにしている」と語る。心身ともにガス欠を起こさないために彼女が実践している5つの習慣を見ていこう。

1. 理想の成功イメージを脳に焼き付ける

プレッシャーや緊張を感じたとき、ガウフは自分が思い描く形で成功している最高のシーンに集中する。「緊張すると、人はつい『何がうまくいかないか』という悪い展開ばかりを考えてしまいがちだ。だから私はあえて、『何がうまくいくか』という良いイメージで脳をいっぱいに満たすようにしている」。不安な時こそ、前向きなイメージトレーニングで脳を味方につけてみよう。

2. 自分を引き戻す「リセット習慣」を持つ

連続でゲームを落としていることに気づいたとき、彼女は自分をニュートラルに戻す小さな行動を起こす。例えば「タオルを取りに行く」ためにあえてコートの奥へ歩き、一息ついて汗を拭くことや、焦らず意図的にペースを落とすことだ。パニックになりそうな時こそ、自分だけの小さな「リセットの儀式」を挟むことが立て直しの大きな鍵となるはずだ。

3. 一人の時間を心から楽しむ

ツアー期間中、ガウフは家族と離れて遠征先で過ごすことが多い。ホテルの部屋に閉じこもっていると気分が落ち込んでしまうため、休日は映画館やゲームセンター、時には動物園へ一人で出かけるという。「誰かと一緒に行ければベストだけど、みんなが忙しければ一人でも全く気にしない」と語る。自分の機嫌を自分で取る単独行動は、素晴らしいリフレッシュになるはずだ。

4. 自分を責めすぎず適度に甘やかす

かつてのガウフは試合の結果だけで自分のパフォーマンスの良し悪しを評価していた。しかし今では、「最高のプレイをしても負けることがあれば、不調でも勝つことがある」と受け止めている。「自分を過剰に批判せず、うまくできたポイントをしっかり称えるバランスを意識している」。自分に厳しくなりがちな人ほど、今日できたことに目を向けてみよう。

5. 未来ではなく「今この瞬間」に集中する

3セットマッチの1セット目を落とすと絶望的に思えるかもしれないが、ガウフは次のセットを取るために「今やるべきこと」だけを考える。「未来をコントロールすることはできない。だから目の前の1ポイントだけに集中する」のだ。過ぎた失敗や未来の不安に囚われず、目の前の一歩に全集中してみよう。

※この記事はアメリカ版ウィメンズヘルスの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。

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