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夜中に泣きながら「宿題やらなきゃ」寝言を言う“息子”。→専門家が指摘した【危険なサイン】とは「結構きてるな…」

  • 2026.8.28
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(C)親の「のろい」をとくラジオ-子育てのべき思考を手放す時間-

『親の「のろい」をとくラジオ』は、「親はこうあるべき」「子どもはこう育てなければならない」という“べき思考”の呪いを解き、心が少し軽くなる時間を届けるポッドキャスト番組です。

パーソナリティは、不登校や発達障害のお子さんやそのご家族に向けたサービスを提供する「Branch(ブランチ)」の代表・中里祐次さん。そして、雑談サービス「サクちゃん聞いて」を主催する“雑談の人”こと桜林直子さんです。

8月9日の配信回に届いたのは、発達がゆっくりな小2の息子さんを育てるお母さんからのお便りです。息子さんは、宿題を「必ずやり切りたい」という思いが人一倍強い子。その真面目さゆえに、思わぬところで無理を重ねているようです。

宿題が終わらないと、夜中に泣きながらうなされる小2息子

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写真:PhotoAC ※画像はイメージです

お便りをくれたのは、発達がゆっくりな小学2年生の男の子を育てながら、発達支援事業所で働くお母さんです。

息子さんは、そもそも集中が続きにくいタイプ。日々の宿題は、スムーズにいって1時間、手こずると2時間かかってしまいます。それでも本人は「宿題はやっていくもの」という思いが強く、すべてやり切らないと納得できないのだそう。

相談者さんが「今日は半分だけでもいいんじゃない?」と提案しても、息子さんは必ず「いや、やる」と答え、取り組もうとするのだとか。宿題忘れが、どうしても嫌なのです。

相談者さんがもっとも悩んでいるのは、夜間の様子。宿題ができずに寝てしまうと、「宿題やらなきゃ」と泣きながら寝言を言うのです。日々、その様子を見ている相談者さんとしては、どうしてもその状況は避けたいところ。最近では、息子さんが宿題に早めに取り掛からないと「宿題やっちゃいなよ!」と声掛けをするようになりました。ときには高圧的になり、激しく怒鳴ってしまうことも…。

この状況に、相談者さん自身も悩んでいるそうです。

「宿題、多すぎない?」二人がまず感じた違和感

お便りを受けて、中里さんと桜林さんがまず引っかかったのは、宿題にかかる時間でした。小学2年生で1時間~2時間かかることに対し、2人は「ちょっと(量が)多すぎない?」と、率直な違和感を口にします。

桜林さんは、自身の娘さんの頃を振り返りました。十数年前のことですが、当時の宿題はドリル1ページや教科書の音読など、「そんな程度だった気がする」と語ります。これらは、せいぜい30分程度あれば終わる量。それに比べると、やはり多く感じられますね。

対する中里さんは、「もしかしたら、息子さんは他の子より宿題にかなり時間がかかっているのかもしれない」という見方を提示しました。つまり、「他の子にとっては適切な量だが、息子さんにとっては多すぎる量」である可能性ですね。

Branchにも、発達がゆっくりで「書くこと」が非常に苦手なタイプのお子さんが通っているのだそう。その子は、漢字を1文字書くのにも、人の何倍も時間がかかります。他の子が10分で終わる漢字の書き取りも、30分も1時間もかかってしまうのです。

2人は、「まず、宿題の量そのものが息子さんに適しているのか」を見直すことをおすすめしました。

真面目な子ほど危ない!「過剰適応」というサイン

また、中里さんは「過剰適応」についても心配しました。「過剰適応」とは、「置かれた状況に合わせよう、周囲の期待に応えよう」と頑張りすぎること。「過剰適応」状態が続くと、あるとき突然心がポキっと折れて、学校に行けなくなってしまったり心を病んでしまったりするのだそうです。

相談者さんの息子さんは、自分にとって多すぎる可能性のある宿題を「やらなきゃいけない」と考え、「宿題忘れはダメ!」と自分を追い込んでしまっています。中里さんは、これがまさに「過剰適応」の状態ではないかと指摘しました。

決め手になったのは、夜の様子。夜中に「宿題やらなきゃ」と泣きながらうなされるというのは、どう考えても普通の精神状態ではありません。「結構きてるな…」と、表情を曇らせました。

見えてきた、2つの問題点

相談を受けて、中里さんと桜林さんは、息子さんが宿題で追い詰められている背景を一緒に探っていきました。その結果、見えてきた問題点が2つあります。

1つは、そもそも息子さんにとって、宿題の量が適切ではないのかもしれない、ということ。もう1つは、息子さんが「過剰適応」を起こしかけているのかもしれない、ということです。

まずは、ここを、問題解決の糸口にすると良さそうですね。


親の「のろい」をとくラジオ-子育てのべき思考を手放す時間-
【#50】「宿題はやっていくべき」というのろい【親の「のろい」をとくラジオ-子育てのべき思考を手放す時間-】

[配信日時]2026年8月9日
[出演者]中里 祐次(Branch代表)、桜林 直子(雑談の人)
[番組URL]https://open.spotify.com/episode/0Z46iQ9bJVfESnCO1PbvQ1?si=D7RU_SCST3iCdmW4vks7oQ

(C)親の「のろい」をとくラジオ-子育てのべき思考を手放す時間-

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