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発達障害の“グレー”ゾーンって…?「診断されなかったのはオレだけじゃなかった」他者との共鳴で人生が変わる【作者に訊く】

  • 2026.7.30
ある日突然「発達障害グレーゾーン」と言われたら? 画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)
ある日突然「発達障害グレーゾーン」と言われたら? 画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)

ある日突然「発達障害グレーゾーン」の“特性”があると言われたら?「甘え」「怠慢」と疎まれる“生きづらさ”を描いた漫画がSNSで話題となっている。今回紹介するのは、 介護日記漫画『電子書籍と親父の介護』でヤングジャンプ40周年記念漫画賞エッセイ部門で佳作を受賞した漫画家・クロミツさん( @kuromitsu1510)。自分の特性である、発達障害グレーゾーンの“生きづらさ”を描く理由とは。

“グレーゾーン”と告げられた戸惑いから創作へ。生きづらさと共感が生んだ表現の力

【画像】漫画を読む→ 画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)
【画像】漫画を読む→ 画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)
画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)
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作者のクロミツさんが"発達障害グレーゾーン"を題材に描こうと思ったのは、仕事や人間関係で心身がすり減っていた時期にメンタルクリニックへ通い、不安障害と診断されたことがきっかけである。通院を続けるうちに「自分は発達障害なのかもしれない」という疑念が芽生え、子供のころから感じてきた他人とのズレを医師に伝えると、検査を勧められたという。

検査の結果わかったのは"発達障害"ではなく、その境界に位置する"グレーゾーン"だった。白黒の診断しかないと思っていたクロミツさんは、「初めてグレーという領域を知って困惑した」と当時の心境を語る。医師からは「特性の強さには幅があり、あなたはこのあたりにいる」と説明されたが、すぐには理解できず、まずは自分で情報を集めることにしたという。説明内容を自分の過去の経験と照らし合わせていくうちに、「腑に落ちる部分が多く、自分にも当てはまる」と強く感じたと話す。特に思い出されるのは、初めて就職した会社を辞める際、社長から告げられた「人が1年でできることを君は3年かかるかもしれない」という言葉だそうだ。グレーゾーンという概念を知らなかった当時は、ただ自分の至らなさとして受け止めるしかなかったという。

特性を知った直後は「社会からギリギリと言われた気がしてつらかった」と語る。しかし本作「灰低 生きづらい+グレーゾーン」を発信すると、「私も同じです」という声が多く届き、「共感してくれる人がいることに安心した」と話すクロミツさん。「センシティブな題材ではあるが、自身のモヤモヤを表現し、生きづらさの中から活路を探る姿を描いていきたい」と語っている。

画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)

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