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主演“本人が企画”した渾身の一作「全然気づかなかった」本気の“役づくり”で挑んだ主演俳優、ASD役に反響【新作映画】

  • 2026.8.23

安田章大(SUPER EIGHT)が、脚本に心を動かされ、企画から参加した映画『平行と垂直』。本作は、自閉スペクトラム症(ASD)の兄と、兄を支えて生きてきた妹が交わす、思いやりや優しさが綴られる感動作だ。安田に続き、妹を演じるのんも、脚本に込められた想いに深く共鳴したという。2人は高い演技力で兄妹を表現し、SNSには「予告、安田君って全然気づかなかった」「演技力の高さに改めて震えてる」といった声が上がっている。

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(C)2026「平行と垂直」製作委員会

安田章大とのんが兄妹を演じる感動作『平行と垂直』

山野海によるオリジナル脚本を読んだ安田が、プロデューサーの佐藤現に映画化を持ちかけ、企画段階から参加した映画『平行と垂直』。小林聖太郎監督(『毎日かあさん』『マエストロ!』)、そしてのんも脚本に真摯に向き合い、ASD当事者や家族の葛藤を誠実に描く感動のヒューマンドラマが完成した。

グループホームを出て、大阪で一人暮らしをしている大貴(安田章大)は、清掃の仕事をこなし、周囲のサポートを受けつつ、自立した生活を送っている。カウンセラーとして働いている妹の希(のん)は、子どもの頃から兄・大貴を支えるのが当たり前として生きてきた。大貴が助けを必要とする際には、すぐに駆け付ける希。

2人は週に1回、大貴が暮らすアパートで食事会をしている。約束の19時に希が到着するのを待ちながら、料理を準備する大貴。数分でも希が遅れると、大貴は動揺してしまう。どちらかと言うと大らかな性格の希は、そんな大貴に「ごめんて言うてるやん」と謝って許してもらう。“平行”と“垂直”のように、一見すると異なる2人だが、しっかり支え合って生きているのだ。

そんなある日、交際相手の雅也(伊島空)からプロポーズされた希は、大貴に結婚すると報告する。大事な妹の幸せを喜ぶ大貴だが、東京に住む雅也の両親が、希と大貴に会いに来てほしいと言っていると知り、不安になる。

穏やかな日常はずっと変わらないと思っていたが、希の結婚話によって、大貴の心は揺さぶられていく。大貴のことを心配する希も、将来を見通せなくなってしまう。だが、一つ言えるのは、2人はお互いを想い合っており、それはいつまでも変わらないということ。人生の岐路に立たされた兄妹は、どのような決断を下すのだろうか……。

お互いを支えている兄と妹

自分の生活を犠牲にしても、常に兄を支えてきたつもりの希。大貴は、希が自分を支えてくれていると思ってきた。でも、結婚という人生の大きなステージを前に、希は大貴の存在に支えられていることに気づく。ずっと2人で生きてきた兄妹は、お互いがいたからこそ、今の自分があるのだと実感する。

ただ、希は想いをうまく口にできない大貴に対して、本当の気持ちをしっかりと教えてもらいたいと思っている。予告に、「心の声が聞きたいって、ずっと思っていました」という希のセリフがある。お互いに抱くもどかしさが伝わってきて、心がギュッとなる。SNSにも「予告の時点で胸が熱くなる」「のんさんのセリフ、予告編だけでもリアルで引き込まれた」というコメントが見られた。

安田章大の渾身の一作

冒頭で、予告を観た人が、大貴が安田だと気づかなかったという感想を紹介したが、安田はリスペクトを持ってASDの大貴を体現している。専門家のレクチャーを受け、ASDの特性を持つ人々が通う教育機関を訪れて交流を持ち、理解を深めた上で、丁寧に役を掘り下げたという安田。脚本に感銘を受け、映画化の企画をし、主演した彼の並々ならぬ熱意が感じられる。同時に、心が温かくなるユーモラスな面も好演しており、本作は間違いなく安田の代表作の1本となるだろう。

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(C)2026「平行と垂直」製作委員会

のんも、演じる希と同じ立場の、障がいのあるきょうだいを持つ心理カウンセラーと会い、きょうだいに対する想いや葛藤、心理カウンセラーを目指した話などを聞いたという。そうして、役に息を吹き込んでいったそうだ。小林監督は、希の持つ天性の大らかさと優しさ、芯の強さを表現できるのはのんだと考え、オファーしたという。

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(C)2026「平行と垂直」製作委員会

本作の主題歌は、安田が推薦した浮(ぶい)による書き下ろしの『話そう』。安田もコーラスで参加しているこの曲は、胸にじんわりと感動が広がり、映画の余韻を残し続ける。
最後に、公式サイトに寄せた安田のコメントがとても素敵なので、その一部を紹介したい。

「僕たちは毎日微々たる成長しかないかもしれないけれど 誰かが誰かにおもいやりを持って生きてくれるだけで どれだけ心強くあったかくて、泣けてくるか。 忘れないでください。『味方だよ。』」

ぜひ、公式サイトで全文を読んでもらえたらと思う。殺伐とした現代を生きる中で、映画『平行と垂直』を鑑賞する約2時間は、安田のメッセージを受け止めながら、優しい気持ちでいられるはず。そして鑑賞後も、大貴と希の絆と、兄妹の周囲の人々の温かさは、心のどこかに残り続けるに違いない。


※制作の裏側についてはプレス資料・公式サイトより引用

出典:『平行と垂直』公式サイト

『平行と垂直』8月28日(金)公開
出演:安田章大、のん、伊島空、高山トモヒロ、谷村美月、福田転球、芦川誠、早織、久保田磨希、河野咲良、髙田幸季、武藤凪、林英世、神野三鈴、菅原大吉
監督:小林聖太郎 原案・脚本:山野海
企画:安田章大 企画プロデュース:佐藤現
配給:東映ビデオ
公式サイト:https://www.toei-video.co.jp/heikoutosuichoku/
(C)2026「平行と垂直」製作委員会

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(C)2026「平行と垂直」製作委員会

ライター:清水久美子(Kumiko Shimizu)
海外ドラマ・映画・音楽について取材・執筆。日本のドラマ・韓国ドラマも守備範囲。朝ドラは長年見続けています。声優をリスペクトしており、吹替やアニメ作品もできる限りチェック。特撮出身俳優のその後を見守り、松坂桃李さんはデビュー時に取材して以来、応援し続けています。
X:@KumikoShimizuWP

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