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火曜ドラマ・月10で一躍“大人気”子役「すでに立派な女優さん」予告映像で見せた“ヒロイン姿”に絶賛の声【新作映画】

  • 2026.8.21

『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督が、10年ぶりに完全オリジナル脚本で手掛ける最新映画『私はあなたを知らない、』。愛する人を亡きものにした罪で服役している主人公を坂口健太郎が、母を奪われた娘を早瀬憩が熱演。SNSには「狂おしいほどの愛と葛藤の演技を映画館で早く観たい」「予告だけでも切なさが伝わってくる」など、期待の声が上がっている。

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(C)IDKYPs./Pyramide Productions

感動のヒューマンサスペンス『私はあなたを知らない、』

これまで、『湯を沸かすほどの熱い愛』『浅田家!』『兄を持ち運べるサイズに』など、“家族”をテーマにした映画を送り出してきた中野監督。2026年8月28日に公開される最新作『私はあなたを知らない、』では、“母の命を奪った男”と“被害者の娘”の“運命”を、サスペンス形式で描き出す。

28歳の西山夕平(坂口健太郎)は、天涯孤独の身だが、特に不満に思うこともなく、自分で決めたルーティンをこなしながら、淡々と暮らしている。ゴム手袋工場で契約社員として働く夕平は、高級生食パンを買って食べることが唯一の楽しみだ。

職場の同僚との交流にも消極的な夕平だったが、新しく入社してきたパート職員の東浜紗月(堀田真由)に明るく話しかけられたことをきっかけに、彼女と会話するようになる。食パンの話をきっかけに、夕平の自宅を訪ねた紗月。2人の距離が縮まり、自然と付き合い始めることに。

その後、夕平は紗月がシングルマザーだと知り、彼女の5歳の娘・朝子(倉田瑛茉)の面倒を見るようになる。初めて“家族”の温もりを感じ、幸せに触れる夕平。父親のように朝子を可愛がる夕平だったが、その幸せは半年ほどで終わってしまう。

13年後、朝子(早瀬憩)は病床の祖母・東浜道代(原田美枝子)から、5歳の頃に半年間だけ、父親のような人がいたことを教えられる。道代を亡くし、天涯孤独になった朝子は、服役中のその人物・夕平に会いに行くが……。

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(C)IDKYPs./Pyramide Productions

夕平はなぜ命を奪ったのか、殺意はあったのか。真実が知りたい朝子は、勇気を出して夕平に問いただそうとするが、彼は朝子に「私はあなたを知らない、」と告げる。

主人公の表情の変化を体現する坂口健太郎

本作を鑑賞する前、タイトルになぜ読点が付いているのか気になった。中野監督によると、観終わった後に、夕平と朝子の未来を想像できるような映画になってほしいという思いを込めて、読点を付けたという。
夕平の「私はあなたを知らない、」というセリフは、映画の序盤に登場する。5歳の頃のことを覚えていない朝子は、夕平の事件を担当した弁護士・町村善一(滝藤賢一)を訪ね、真実を知ろうとする。朝子は刑務所での面会を続けながら、夕平が気持ちを明かすのを待つが、彼は語ろうとしない。

本作は、現在の夕平と朝子の様子を描出しつつ、13年前の2人の関係が映し出されていく。もちろん、そこには紗月の姿もあり、彼女がなぜ亡くなることになったのかが、サスペンスとして綴られる。
夕平を演じる坂口は、紗月と朝子に出会うまでの孤独な生活と、2人との温かい時間、朝子に向ける父性愛のような感情など、夕平の表情の変化を秀逸に体現。中野監督は「ちょっと寂しさがあって、憂いがある人が好きなんです。坂口さんはまさにそういう方」と、坂口をキャスティングした理由を語っている。

「かっこいいんだけど、なさけない感じに見えるところもある。強さと弱さが共存しているように見えるところも夕平にぴったりだと感じてオファーしました」「今まで見たことがない俳優・坂口健太郎が、この映画の中にいます」と言う中野監督。『私はあなたを知らない、』は、坂口の代表作の1本になるのではないだろうか。

早瀬憩と倉田瑛茉がヒロインを好演

筆者は、早瀬が新垣結衣とW主演した映画『違国日記』が大好きなのだが、中野監督も同作の彼女を見て、今回オーディションをして早瀬の出演を決めたという。彼女も坂口同様、寂しげな雰囲気と憂いを持っており、同時に明るい面もある。早瀬は、朝子の心情を理解するのは難しかったそうだが、監督と話し合い、坂口ら共演者と撮影をする中で、朝子に近づいていったという。早瀬が朝子を瑞々しく演じることで、朝子の葛藤がよく伝わり、とても魅力的なキャラクターになっていると感じた。

5歳時の朝子を演じるのは、大人気子役の倉田瑛茉。筆者は、TVドラマ『西園寺さんは家事をしない』で彼女の可愛らしさに心を奪われた。『あなたを奪ったその日から』の倉田も非常に愛らしく、夢中で観てしまった。バラエティ番組『Golden SixTONES』に、天気予報のマスコットキャラクター“そらジロー”と一緒に出演した姿も、とてもキュートだった。中野監督は、5歳の朝子役には、芝居の上手さよりも“子どもらしさ”を求めたという。倉田の純粋な子どもらしさは、『私はあなたを知らない、』からも伝わり、心が温まる。予告を観た人からも「演技は無邪気さそのもの」「坂口さんと本当の家族に見えて愛おしすぎる」「すでに立派な女優さんだ」など、倉田を絶賛する声が。

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(C)IDKYPs./Pyramide Productions

本作のキーパーソンとなる紗月を演じている堀田真由や、弁護士・町村役の滝藤賢一、朝子の祖母・道代役の原田美枝子など、演技派俳優が集結しているのも見逃せない。それぞれが重要な役割を担い、坂口と早瀬の脇をしっかりと固めている。

「私はあなたを知らない、」というセリフに込められた真意、そして、夕平と朝子の“運命”の行方を、ぜひ映画館で見届けてほしい。


※制作の裏側についてはプレス資料・公式サイトより引用

出典:『私はあなたを知らない、』公式サイト

『私はあなたを知らない、』2026年8月28日(金)公開
出演:坂口健太郎、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、稲垣来泉、和田光沙、片山友希、畦田ひとみ、田牧そら、渡辺真起子、足立智充、黒田大輔、滝藤賢一、原田美枝子
原案・脚本・監督:中野量太
配給:クロックワークス
公式サイト:https://watashiramovie.com/
(C)IDKYPs./Pyramide Productions

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ライター:清水久美子(Kumiko Shimizu)
海外ドラマ・映画・音楽について取材・執筆。日本のドラマ・韓国ドラマも守備範囲。朝ドラは長年見続けています。声優をリスペクトしており、吹替やアニメ作品もできる限りチェック。特撮出身俳優のその後を見守り、松坂桃李さんはデビュー時に取材して以来、応援し続けています。
X:@KumikoShimizuWP

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