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酷暑でも主役級!暑さに強い多年草【エキナセア】14選 植えっぱなしで年々見事に

  • 2026.7.30

酷暑でも主役級!暑さに強い多年草【エキナセア】14選 植えっぱなしで年々見事に

花芯がクリのイガのように丸く盛り上がり、細長い花弁がそのまわりを囲みます。明るくカラフルな花色が夏空に映えるエキナセア。暑さ寒さに強く育てやすいことから、近年注目される多年草です。酷暑のもとでも主役になる花の魅力に迫ります。

カラフルで大きな花が視線を引きつける

エキナセアは、アメリカの中部~東部に9種類の原種が分布。30~100㎝の草丈で、キク科ならではの小さな花の集まり、頭状花が7~10㎝と大きく、カラフルな花色で目立ちます。初夏から開花苗が出回り、秋までつぎつぎに花が楽しめます。

頭状花は、花芯の部分が筒状花、花弁に見える部分を舌状花といいます。エキナセアは舌状花がやや垂れ下がり気味なのが特徴です。咲き進むと舌状花はさらに垂れ下がって枯れ落ち、筒状花だけが残る姿もユニーク。晩秋までシードヘッドとして残して庭のアクセントにできます。

原種のなかでエキナセア・プルプレア(和名:ムラサキバレンギク)やパリダ、オウグスチフォリアの3種は、アメリカ先住民が解毒や風邪薬、鎮痛などに用いてきたハーブ。日本でも茎葉や花弁を乾燥させたハーブティーが流通しています。

バラエティーに富む園芸品種、原種の紹介

エキナセアの魅力のひとつはバラエティー豊富な種類があること! おもに出回るのは原種プルプレアの交配種ですが、ユニークな原種をふくめて紹介します。

<原種>

エキナセア・プルプレア(パープレア)

草丈;50~70㎝ 開花期:6~8月

頭状花の花径が約10㎝と大輪。エキナセアといえばおもにこの花をさします。大きな花芯(筒状花)と赤紫の花弁(舌状花)が色鮮やかで主役になる花です。和名ムラサキバレンギク。

エキナセア・テネシエンシス

草丈:60~80㎝ 開花期:6~10月

テネシーコーンフラワーとも呼ばれる原種。花弁が離れていてガーベラに似た花、プルプレアより細葉で華奢な印象です。‘ロッキートップ’という交配種が人気。

エキナセア・パラドクサ

草丈:60~80㎝ 開花期:6〜8月

プルプレアに対してイエローバレンギクとも呼ばれます。鮮やかな黄色の細い花弁が垂れ下がるように開花。若いうちは成長がゆっくりです。

エキナセア・シムラータ

草丈:約60㎝ 開花期:6~9月

花芯が盛り上がり、淡いピンクの花弁の先端に切れ込みが入ります。。エキナセアのなかでは野草っぽい可憐な印象で、ナチュラルな雰囲気です。

エキナセア・パリダ

草丈:約80㎝ 開花期:6~10月

細くて長いピンク色の花弁を垂れ下げて咲く姿はシムラータに似ていますが、大型で野趣あふれ存在感があります。グラスとの相性バツグンです。

<園芸品種>

‘プリティパラソル ’

草丈:60~90㎝ 開花期:6~10月

原種パリダの系統の園芸品種といわれます。白からピンク~紫色のグラデーションが美しい。花後に切り戻すと再び開花。

’ピンクダブルデライト’

草丈:30~50㎝ 開花期:7〜10月

エキナセアとしてはコンパクトな草姿に、ふっくらとした八重咲きの花を多数咲かせます。咲き進むにつれて、花芯がふくらんでボール状に。

‘グリーン・エンビー’

草丈:50~70㎝ 開花期:6~9月

グリーンの蕾にはじまり、中心からピンクを帯びて咲き進む変化が楽しめます。満開を過ぎるとモーブピンクのニュアンスある花色に。

‘サンライズ’

草丈:60~80㎝ 開花期:6~8月

咲き始めは鮮やかな黄色で、咲き進むにつれて白っぽいクリーム色に変化します。花弁がスプーンのような管状になっているのが特徴。

‘ラズマタズ’

草丈:約80㎝ 開花期:6~9月

ボリュームのある八重咲きで、草丈も大きめです。’ピンクダブルデライト’に似て、次第に花弁が落ちて花形が変わっていくのがおもしろい。

‘バージン’

草丈:30~50㎝ 開花期:6~8月

エキナセでは珍しく花弁の垂れ下がらないタイプ。緑色の花芯と白い花弁のコントラストが爽やかで、花弁の縁に切れ込みが入ったり、管状になります。

‘グリーンツイスター’

草丈:70~90㎝ 開花期:6~9月

緑色で咲き始め、中心がピンクに染まって、満開になるとほぼピンクに。とても美しくて神秘的な花色。繊細な印象ですが、丈夫でよく咲きます。

‘アーツ・プライド’

草丈:60~80㎝ 開花期:6〜10月

パラドクサの交配種で、明るいオレンジ色が魅力的です。細い花弁が垂れ下がり、香りがあります。成育も早く、2年目には大株に育って存在感を発揮。

‘フラダンサー’

草丈:70~100㎝ 開花期:6~8月

パリダの園芸品種で草丈高い。細い花弁がねじれたり反り返って、踊っているようなリズム感を庭に醸し出します。華奢に見えますが花茎はしっかり。

水はけよく育てて2年目以降も楽しみに

エキナセアは暑さ寒さに強いものの、蒸れや過湿が苦手です。水はけよい場所(用土)で風通しよく育てましょう。そうすると、病害虫もなくて手間がかかりません。秋に残したシードヘッドはナチュラルガーデンのアクセントに魅力的です。

冬は地上部の茎葉が枯れますが、根っこは生きているので鉢植えは間隔をあけ気味に水やりを続けてください。春にはまた新芽が伸び出します。2年目には株が大きく育ち、花数もふえるので、育てがいがあります。

ここで紹介した品種以外も魅力的な色や形を楽しんでください。

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