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話題作『オデュッセイア』主演、マット・デイモンが20年愛する一般人妻ルシアナって何者?

  • 2026.7.29
Mike Coppola / Getty Images

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『ボーン』シリーズ、『オデッセイ』など、数々のヒット作で知られるマット・デイモン。クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』が米国で公開早々話題になっている彼が、20年以上にわたって愛し続ける元一般人妻とは? 映画さながらの馴れ初めから結婚生活、子ども、キャリアまで。ルシアナ・デイモンについてご紹介。

JB Lacroix / Getty Images

アルゼンチン出身、愛称は”ルーシー”

ルシアナ・バロッソ・デイモンはアルゼンチン出身で、スペイン語を流暢に話す。英語圏ではルシアナ・デイモンのほか、愛称の“ルーシー”・デイモンと呼ばれることも多い。

Dave M. Benett / Getty Images

未来の夫と出会ったときの職業はマイアミのバーテンダーだった

2003年、マイアミのサウスビーチにあるバーでバーテンダーとして働いていたルシアナは、映画『ふたりにクギづけ』の撮影で現地に滞在していたマットと出会った。ある土曜の夜、撮影スタッフに連れられて店を訪れたマットは、混み合う店内の向こうにいた彼女を見つけ、「まるでスポットライトが当たっているように見えた」という。

一方、ルシアナはオーストラリア版『VOGUE』のインタビューで、「ええ、そりゃそうよ。ナイトクラブなんだから、そこら中にライトがあるでしょう」と冗談交じりに反論。一目で恋に落ちたというロマンティックな物語を、持ち前のユーモアでさらりとかわしてみせた。

David Durochik / Getty Images

その夜、店内の客たちがマットの存在に気づき、写真やサインを求めて騒ぎ始めたため、彼は人目を避けようとバーカウンターの中へ。するとルシアナは、「ここにいるなら、ただ突っ立っているだけじゃダメ!」と彼を即席のスタッフに任命した。

かつて映画の役作りでバーテンダーの訓練を受けていたマットは、さっそくカクテル作りを開始。ハリウッドスターがドリンクを作っているとあってカウンターには客が殺到し、ルシアナはその夜、いつも以上のチップを手にすることができたという。カウンターの内側で意気投合した2人は、この偶然の出会いをきっかけに交際をスタートさせた。

ルシアナ本人はドラマティックな演出を否定しているものの、一部始終を聞けば、これ以上ないほど映画的な恋の始まりだったといえる。

George Pimentel / Getty Images

シングルマザーだった

マットとラブコメディさながらの出会いを果たした当時、ルシアナは4歳の娘アレクシアを育てるシングルマザーだった。マイアミのバーで盛り上がったその夜、マットから友人たちとの外出に誘われたものの、「4歳の娘がいるから帰らなくてはいけない」と断ったという。

しかしマットは、彼女に娘がいることを負担に感じるどころか、子どもを最優先にする姿勢に好感を抱き、「君が母親で、それを何よりも大切にしているところが素晴らしい」と称賛したそう。ルシアナは後に、「人によっては事情が複雑だと考えたかもしれません。でも、彼にとってはまったく問題ではなかった」と振り返っている。

写真/ルシアナ・デイモンと彼女の連れ子、アレクシア。

Arnaldo Magnani / Getty Images

約2年の交際を経て、2005年に結婚

2人は約2年間の交際を経て2005年9月に婚約。同年12月9日、ニューヨークの市庁舎でごく小規模な民事婚を挙げた。当時7歳だった娘アレクシアも式に立ち会った。華やかなセレブ婚とは対照的な、極めてプライベートな結婚式だったという。

John Nacion / Getty Images

4人の娘の母親である

娘アレクシアを連れてマットと結婚したルシアナは、その後、マットとの間に3人の娘(イザベラ、ジア、ステラ)を授かった。4人の娘のうち上の2人はすでに巣立っているという。4人の娘の父親であることについて、マットは過去に「まさか女の子たちに囲まれるなんて思ってもみなかったけど、最高だよ。人生ってどうなるか分からないものだよね」と語っている。

写真/女性ばかりのデイモン家。左からアレクシア、イザベラ、ジア、マット・デイモン、ルシアナ・デイモン、ステラ。

John Shearer / Getty Images

夫婦で2週間ルールを徹底している

長年ハリウッドでおしどり夫婦として知られてきた2人だが、関係を長続きためにカップルが徹底しているのが「2週間以上離れ離れにならない、“2週間ルール”」だという。また、夫妻はマットの働き方についても話し合いを重ねてきた。マットは一時、俳優業を休むことを夫婦カウンセリングの場でルシアナと約束したが、ひとつだけ設けた例外が「クリストファー・ノーラン監督からオファーが来た場合」だったそう。 その“ノーラン特例”によって、 2023年の『オッペンハイマー』出演が実現したとか。

Dia Dipasupil / Getty Images

陰の助言者から、正式な映画プロデューサーへ

20年以上に渡ってマットに届く脚本を読み、完成前の映画を見て意見を伝えてきたルシアナは近年、映画プロデューサーとして頭角を現している。2024年の『インスティゲイターズ ~強盗ふたりとセラピスト~』ではエグゼクティブ・プロデューサーを務め、2026年の『Rip/リップ』にもプロデューサーとして参加。さらに、マットとベン・アフレックが設立した製作会社アーティスト・エクイティのパートナーとなり、2026年後半に配信予定のベン監督作のNetflix映画『Animals(原題)』の制作総指揮も担当している。

『インスティゲイターズ~』ではルシアナは当初自身の名前をクレジットすることを辞退したが、映画の他のプロデューサーたちから「あなたが自分の功績を認めないなら、私たちもそうします」と言われて、ようやく折れてクレジットに名前を入れることを認めたとか。

Kevin Winter / Getty Images

実は最初に好きだったのは、マットではなくベン・アフレックだった?!

高校生時代、親友と一緒に『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』を鑑賞した際、ルシアナは、将来の夫であるマット・デイモンよりも共演者のベン・アフレックのほうが素敵だと話していたという。交際後にその事実を知ったマットは、「相手を間違えたんじゃない?」と冗談を言ったそう。

マット・デイモンとベン・アフレックはハリウッド一の“ブロマンス”で知られる親友同士。家族ぐるみで親交があり、ルシアナはプロデューサーとしてベン・アフレックとも協働している。ベンはデイモン夫婦について「本当に素晴らしい夫婦関係であり、友情でもある。二人は離れていても、お互いに独立した存在でありながら、互いのパートナー」と絶賛している。

写真/左からベン・アフレック、ルシアナ・デイモン、マット・デイモン。

Samir Hussein / Getty Images

結婚20年超。亡き友との絆を刻んだタトゥーも

2013年、ルシアナの思い付きでデイモン夫妻は故ヒース・レジャーが生前に描いた抽象的なデザインをおそろいでタトゥーにした。マットの腕にはほかにも妻の愛称「Lucy」と4人の娘の名前も刻まれており、ヒースのデザインを家族を見守る天使のように感じているという。同じ2013年には、出会って10年を記念してカリブ海のセントルシア島で結婚の誓いを更新した。

2025年12月には結婚20周年を迎えたカップル。マットは2026年のインタビューで、ルシアナとの結婚生活を「人生で最も素晴らしいもの」と表現している。

数々の名作に主演してきたマットだが、最高の物語はルシアナと紡いだ20年の愛なのかもしれない。

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