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貴重な1枚!エゾモモンガの赤ちゃん「空を飛ぶ」ための練習風景【写真5枚・北海道のかわいい動物たち②】

  • 2026.7.28

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年7月20日〜7月24日ピックアップ分・後編)

前編の記事では、高校球児のようなヘアスタイルのシマエナガの写真などをお届けしましたが、この記事は後編です。

「森を育てる」のは ボクらの仕事

Sitakke
Sitakke
Sitakke

【撮影】@shikibrand さん

エゾナキウサギかと思ったら、違いました。
正体は、小さなヤチネズミ。

体長は10センチメートルほど、体重は30〜50グラムほどしかない、とても小さな野ネズミです。

ヤチネズミは、「森を育てる動物」ともいわれています。
その理由は、3つ。

① 冬に備えて木の実や樹木のタネをあちこちに隠しますが、ときどき隠した場所を忘れてしまいます。
② 食べた実の小さなタネが消化されずにフンと一緒に運ばれ、新しい場所で芽を出すことがあります。
③ 地面にたくさんのトンネルを掘って暮らすため、土が自然に耕され植物が育ちやすい環境づくりにもひと役買っています。

私たちが何気なく見ている北海道の森も、こんな小さな住人たちがそっと未来へつないでくれているのかもしれません。

大人のモモンガになる「練習」してます!

Sitakke
Sitakke

【撮影】@kemukemuhamutaroさん

冬ですら、なかなか出会えないエゾモモンガ。
木の葉が生い茂る夏、しかも夜行性となればその姿を見るのはさらに難しくなります。

そんな中、きょうはとても貴重な「コモモ」たちをご紹介します。

日没後、まず穴から姿を現したのはお母さんモモンガ(いちばん左)でした。
約10分間、周囲を見渡しながら安全を確認。

子どもたちが1匹、また1匹と巣穴から顔を出し、木登りを始めました。

@kemukemuhamutaro さんによると、エゾモモンガの赤ちゃんたちは、おおよそ次のように成長していくそうです。

① 巣穴から顔を出すだけ。
② 巣穴から出て木に登るようになる。
③ 木から木へ滑空できるようになる。
④ 母親が子離れし、子どもだけの生活が始まる。

きょうのお写真は、ちょうど②の頃。

まだ巣穴の近くが、行動範囲です。
それでも毎日、小さな冒険を重ねながら「空を飛ぶ」その日に向けて成長していきます。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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