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「連絡はもう、やめてほしい」別れたあとも一方的に送り続けてくる元恋人。だが、向き合って話しあった結果

  • 2026.7.31

別れたあとの一通

昔つき合っていた彼女と別れて、しばらく経った頃のことです。

もう連絡を取ることもないと思っていた彼女から、ある晩、ふいにメッセージが届きました。

そのときの僕には、新しくつき合いはじめた人がいました。

だから返事は短く、けれど、はっきりさせるつもりでした。

あいまいな態度を取れば、かえって相手を傷つけると思ったのです。

「連絡はもう、やめてほしい」

今は別の人がいること、もう戻るつもりはないこと。

角が立たないよう言葉を選びながら、それでも伝えるべきことは伝えました。

これで区切りがつく。そう思っていたのです。

止まらないメッセージ

けれど、それきりにはなりませんでした。

数日おきに、彼女からのメッセージはまた届くのです。

返事をすればつけ込まれる気がして、僕は既読をつけたまま、あえて何も返しませんでした。

一度でも応じれば、また元に戻れると勘違いさせてしまう。そんな不安が、どうしても僕の指を止めさせるのでした。

それでも、通知は一方的に届き続けます。近況の報告、他愛のない問いかけ、そして「少しでいいから会えないか」という誘い。

会話は、まるでかみ合っていませんでした。

言葉で止まらないのなら、どうすればいいのか。

答えの出ないまま、スマートフォンの画面を伏せる夜が続きました。

友人に相談すると、はっきり線を引いたほうがいいと言われました。

頭では分かっていても、かつて好きだった相手です。無下にすることに、少しだけためらいもありました。

向き合って終わらせる

このまま逃げ続けても、何も終わらない。そう腹をくくって、僕は一度だけ、きちんと話す場を設けることにしました。

怒鳴るのでも、責めるのでもありません。

もう気持ちは戻らないこと、これ以上の連絡は迷惑になること。

相手の目を見て、ひとつずつ、静かに言い切りました。

声を荒らげれば、話は前に進みません。

ぶつけたいのは感情ではなく、事実だけだと、僕は自分に言い聞かせていました。

彼女は何か言いかけて、けれど言葉を飲み込み、最後は小さくうなずきました。

別れをうまく飲み込めずにいた、それだけの人だったのかもしれません。

その日を境に、メッセージはぴたりと止まりました。逃げずに向き合ったことで、ようやく本当の区切りがついたのだと、今では思っています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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