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「ジムで筋トレしてるんですよ」新人の私に話しかけてきた職場の男性。だが、続く一言に思わずドン引き

  • 2026.7.31
「ジムで筋トレしてるんですよ」新人の私に話しかけてきた職場の男性。だが、続く一言に思わずドン引き

入社したばかりの席で

営業アシスタントとして働きはじめて、まだ数日の頃でした。仕事の流れも人の名前も、ようやく覚えかけたばかりです。

その日、他部署の男性が私の席まで来て、親しげに声をかけてきました。

「帰り、そっち方面なら乗せてよ」

まだ名前も一致しない相手からの申し出に、私は曖昧に会釈を返すだけで精いっぱいでした。

話をつなごうとしてか、その人は私の趣味をたずねてきます。

「ジムで筋トレしてるんですよ」

そう答えた、次の瞬間のことでした。

笑顔のまま、線を引く

「ヨガでもやってそうな身体してるよね」

男性はそう言いながら、私を上から下まで眺めました。

ヨガはしていません、と返しても、その視線はしばらく離れません。

続けて自分の趣味を鳥だと話し、「そっちは、鳥みたいな趣味はないの」と笑います。

悪気はなさそうでした。ただ、初対面に近い相手との間合いが、どこかずれているのです。

「その趣味、続けて何が楽しいの」とまで言われて、私は内心で戸惑いました。

世間話のつもりなのは分かります。それでも、こちらの領分にずかずかと踏み込んでくる感じが、どうにも拭えなかったのです。

このまま流せば、次も同じことが起きる。

そう感じた私は、表情はやわらかいまま、声だけをはっきりさせました。

「体型の話は、もうやめてください」

笑顔で、けれどまっすぐに伝えました。

角を立てたいのではなく、ここから先には入ってこないでほしい、という線を引くためでした。

戻ってきた距離

男性の顔から、へらへらとした笑いが消えました。

「あ、いや、そんなつもりじゃ」と言いかけて、その先が続きません。

ばつが悪そうに視線を泳がせると、彼は「…悪かったね」と小さく言い、そそくさと自分の部署へ戻っていきました。

やり取りを近くで聞いていた先輩が、そっと目配せをして、小さくうなずいてくれました。

味方がいる。それだけで、言ってよかったと思えたのです。

はっきり言葉にするのは、ほんの少しだけ勇気が要りました。

それでも、黙って我慢し続けるより、ずっと胸のつかえが取れた気がしました。

その後、彼が私に体型の話を持ちかけてくることは、二度とありませんでした。

すれ違えば会釈はする、けれど余計な一歩は踏み込んでこない。ちょうどいい距離が、そこにはありました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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