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「今日もうるさいですよね」帰宅時にドアの前で待ち伏せした隣人。だが、管理会社の対応で状況が一変

  • 2026.7.28

身に覚えのない怒鳴り声

マンションで夫と子どもと暮らし始めて間もなく、私は奇妙な出来事に悩まされるようになった。隣室に住む女性が、夜になると突然、壁を強く叩いてくるのだ。

引っ越してきた当初は、廊下で挨拶を交わすだけの普通の隣人だった。それが数週間もすると、人が変わったように険しくなっていった。

子どもを寝かしつけた静かな夜、いきなり壁越しに怒鳴られる。うるさい、迷惑だ、と。うちはテレビも消し、物音ひとつ立てないよう気をつけていたのにだ。

ある日はとうとう、帰宅した私を玄関の前で待ち構えていた。ドアの鍵を開けようとした瞬間、背後から声をかけられ、飛び上がりそうになった。

「今日もうるさいですよね」

にらむような目で詰め寄られ、私は本気で怖くなった。何が原因なのか、まるで見当がつかなかった。

その日から、玄関の鍵を開ける時間になると胸がざわつくようになった。今日もまた、あの人が待ち構えているのではないか。

そう思うだけで、自分の家に帰るのが少し怖くなっている自分がいた。夫に話しても半信半疑で、私はますます孤立していく気がした。

管理会社の直接注意で止まった壁の音

ひとりで抱えていても解決しないと考え、私は管理会社へ連絡を入れた。身に覚えのない苦情を繰り返しぶつけられ、待ち伏せまでされて不安だと、これまでの経緯を順を追って説明した。

電話口の担当者は、少し声を落としてこう明かした。同じ女性について、ほかの入居者からも似た相談が寄せられているのだという。

気に入らないことがあると壁を叩く。その振る舞いは、実は棟内で以前から知られていたらしい。原因は、私たちの生活ではなかった。

それを聞いて少し安心したものの、待ち伏せまでされている以上、放ってはおけない。

私は担当者に、直接注意してほしいと踏み込んでお願いした。

管理会社の対応は早かった。後日、担当者がその女性を訪ね、他の住人への迷惑であること、根拠のない苦情や待ち伏せはやめてほしいことを、正面からきっぱり伝えてくれた。

すると、あれほど毎晩続いた壁の音が、次の日を境にぴたりとやんだ。玄関先で待ち構えられることも、二度となかった。

廊下で顔を合わせても、向こうがそっと目を伏せて通り過ぎるだけだ。

取り戻した静かな夜に、私はほっと息をついた。深入りはせず、会えば会釈をするだけ。その適度な距離のおかげで、家族の暮らしはすっかり落ち着きを取り戻した。

第三者がきちんと間に入ってくれることの心強さを、しみじみ感じた出来事だった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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