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ヒッカケないスイングはどっち?ミスをすぐに修正する方法4選

  • 2026.7.28

練習もラウンドも“なんとなく打つ”では、うまくならない、成功しない!とくに苦手なショットは「あれをやってみよう、試してみよう」とテーマをもって挑むのが克服の近道!

その“テーマ”と“閃き”を与えるワンポイントレッスンをお届け。次の練習やラウンドで早速、実践してみよう!

【フェアウェイウッドの苦手克服テーマ】打球を高く上げる

武器にできるかどうかで、スコアメイクが大きく変わるフェアウェイウッド。アマチュアに多いうまく打てない悩みは、ボールが高く上がらないことだが、その原因をさかのぼってみると”構え”にあった!

アドレスをチェック!きちんとした「前傾姿勢」を作る

ヒッカケないスイングはどっち?ミスをすぐに修正する方法4選
ミスが多い人はアドレス時の前傾姿勢をチェック!

フェアウェイウッドでのショットは、スイングの最下点でインパクトを迎えるとロフトどおりにボールは上がります。素振りをしてクラブヘッドが芝のどこをこすっているのかを確認し、そこにボールをセットしましょう。

ミスが出る人は、スイングの最下点が地面まで届いていないか、最下点の手前、もしくは最下点を過ぎてからインパクトを迎えています。原因はインパクトで体が起き上がり、手だけでヘッドを地面に届かせようとしているから。そうなる人の多くは、アドレスで前傾姿勢がきちんと作れていない場合が多いので、まずは、しっかりと前傾した構えを作ってください。

前傾して構えないとインパクトでヘッドが届かない

ショートアイアンと異なり、フェアウェイウッドはクラブが長いぶん、アドレス時に上体を前傾しなくてもヘッドがボールまで届く。しかし、そのままスイングするとインパクトではヘッドが地面に届かず、ミスショットになってしまうことが多い。

前傾したときの胸と地面の距離を変えずに打つ

上体を前傾させて構えれば、クラブが長いフェアウェイウッドでもインパクトでヘッドは地面まで届く。きちんと前傾姿勢をとって、そのときの胸と地面の距離をスイング中も変えない意識をもつことが大切。練習法としては、マットの上にガムテープを貼り、それをヘッドではがす、ガムテープがなければソールがマットをこする素振りがオススメだ(写真左)。

【アイアンの苦手克服テーマ】ヒッカケ防止

長いクラブだとスライスが出るのに、ショートアイアンなど短いクラブでは左へヒッカケてしまう。グリーンを正確にとらえるには、右ヒジの使い方がポイントとなる

短いクラブでのヒッカケは右ヒジ「ピタッ」で修正!

ヒッカケないスイングはどっち?ミスをすぐに修正する方法4選
ハンドファーストで打てばヒッカケもダフリも出にくくなる!

じつは、ヒッカケとダフリの原因は同じ。クラブヘッドが地面に刺さる現象が深ければダフリ、浅ければヒッカケになります。したがって、ダウンスイングでは体を開き、ハンドファーストのインパクトを心がければ防げる。

ハンドファーストのインパクトを作るには、ダウンスイングからフォローにかけて、右ヒジを体につけたままクラブを下ろしましょう。スイングの最下点がボールの位置にくるので、クラブフェースがかぶることもありません。

右ヒジを体から離さず振り下ろす

右ヒジを体につけたままクラブを振り下ろすと、ハンドファーストのインパクトの形になり、ヘッドがボール位置まで下りてくる。

フォローまで右ヒジを離さない

右ヒジをフォローまで離さない意識をもつとハンドファーストの形ができ、その形のまま振り抜ける。

ハンドレイトのインパクトはNG

ヘッドが手元よりも先行するハンドレイトのインパクトはフェースが返りやすくなってしまう。

【パッティングの苦手克服テーマ】パット数を減らす

パッティングの名手は、下半身に注目。ストローク中に微動だにしない下半身をマスターすれば、パッティングのさまざまなミスが防げる

うまい人の共通点は「不動の下半身」

ヒッカケないスイングはどっち?ミスをすぐに修正する方法4選
腰にクラブを立てかけてストロークする

ストローク中、下半身は自分では動かしていないつもりでも、結構動いている場合が多く、これがパッティングの方向性や距離感の悪さにつながっています。下半身を動かさないためのオススメドリルは、腰にクラブを立てかける。

クラブは右サイドか左サイド、両サイドでもOKで、立てかけたクラブを倒さずにストロークできれば下半身は動いていないと判断できます。試してみるとわかりますが、下半身が動く人はクラブがあっさりと倒れてしまいます。クラブを倒さないように意識しながら練習してみましょう。

下半身が動くと、クラブはすぐに倒れてしまう。肩に力が入りすぎていると、ストローク中に下半身が動きやすいので要注意。

目線だけでボールを追う

下半身が動くと、体の軸も動いてしまう。その原因は打球の行方を気にして、上体が起き上がってしまうから。打球を見たいときは顔の向きを変えずに、目線だけを動かそう。

下半身安定で距離感もアップ

パッティングは、最初にタッチを決め、それに合わせてラインを考え、距離感とライン読みをマッチングさせよう。下半身が固定できると、つねに同じ強さでストロークできるのでタッチが合う。距離感が安定すればラインも読みやすくなるという相乗効果が生まれる。

【パッティングの苦手克服テーマ】曲がるラインを攻略

スライスとフックラインは、小さく曲がるときも、大きく曲 が るときも「同じ狙い方」をすれば、読んだラインどおりにボールを転がせて、カップインの確率が高まる。

「ラインの頂点」を狙って真っすぐ打つ!

どんなに大きく曲がるラインでも、ボールを打ち出したときは、ボールの勢いが強いので傾斜の影響を受けずに真っすぐ転がります。曲がりはじめるのはボールの勢いが弱まってから。

したがって、スライスラインでもフックラインでもボールが曲がりはじめるポイント「曲がりの頂点」を見つけたら、そこに向かって真っすぐ打ち出しましょう。曲がりの頂点は、傾斜が急ならばボールの近くに、傾斜がゆるやかならばカップの近くになります。

ラインがもっとも膨らんだ位置(いちばん手前のボール)までは真っすぐ転がし、そこから徐々に右に曲がって転がっていくイメージをもとう。

五角形をキープしたままストローク

ボールを真っすぐ打ち出すには、手首を使わず、肩と腕でできる五角形を崩さずにストローク。必ず手首の角度もキープする。

軸をブラさずに胸の向きを変える

手打ちはNG。小さな振り幅でも、胸をバックスイングでは右、フォローでは左に向けて体で振る。そのときに頭を動かしたり、体の軸が傾くとフェースが開閉してしまうので要注意。

いかがでしたか? 苦手克服レッスンをぜひラウンドの参考にしてください!

レッスン=森山 錬
●もりやま・れん/1996年生まれ。レッスンは3カ月先まで埋まっている大人気プロ。平均飛距離300ヤード以上のドライバーショットを放つ。Instagram(@rengolf_54)で配信中の動画も大きな話題を呼んでいる。著書に「ゴルフは右手の使い方だけ覚えれば上手くなる(日本文芸社)」。Futako Golf Club主宰。

レッスン=阿河 徹
●あが・とおる/1976年生まれ。米国にてゴルフスイング理論、ゴルフ経営学を学ぶ。UFGTF資格取得。帰国後、内藤雄士ゴルフスクールにてレッスン活動を行なう。2012年独立後、男女ツアープロのコーチとしてツアーに帯同。50人以上のプロゴルファー、3万人以上のアマチュアゴルファーを指導している。

レッスン=大西翔太
●おおにし・しょうた/1992年生まれ。15年から青木瀬令奈のコーチを務め、トーナメントではキャディバッグも担ぐプロコーチ。18年にPGAティーチングプロA級資格取得。わかりやすいゴルフ理論に定評があり、ゴルフメディアにも多数出演している。メンタルトレーナー、整体師の資格ももつ。

レッスン=大庭 啓
●おおば・あきら/1969年生まれ。芹澤信雄が主宰する“チームセリザワ”の一員。2000年のプロテスト合格。2010年から藤田寛之のスイングサポートコーチを務め、賞金王のタイトル獲得に貢献。海外メジャーにも同行し、サポート。アマチュアへのレッスンも精力的に行なっている。

構成=山西英希、編集部
協力=井山ゴルフ練習場、Futako Golf Club、船橋カントリークラブ、富士平原ゴルフクラブ

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