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ノーラン監督、『オデュッセイア』制作を決めた「意外なきっかけ」を明かす

  • 2026.7.27

※この記事は『オデュッセイア』の軽度のネタバレを含みます

クリストファー・ノーラン監督が、最新作『オデュッセイア』の制作に関する心温まるエピソードを明らかにした。監督がこの作品のメガホンをとることを決意した理由は、愛犬の「チャーリー」に関係があるのだという。

主人公のオデュッセウスを演じるマット・デイモンをはじめ、豪華キャストが集結したこの作品は、古代ギリシャの詩人、ホメロスの叙事詩が原作。トロイア戦争に勝利したイタケの王オデュッセウスが、故郷にいる家族のもとに戻るまでの旅の物語だ。

オデュッセウスは物乞いに扮して旅を続け、ついにイタケに帰還。かわいがっていた猟犬のアルゴスと再会する。だが、辛抱強く、長年にわたって主人の帰りを待ち続けていたアルゴスは、オデュッセウスと再会すると間もなく永遠の眠りにつく。

クリストファー・ノーラン監督 Tim P. Whitby/Getty Images for Universal Pictures

ノーラン監督にとってこの場面は、原作や脚本を読み解く初期の段階で最も強く胸に迫る瞬間のひとつだったという。そして、最終的にこの作品の制作を決意するきっかけになったものでもあると話している。

『BBC Radio 1』の番組に出演した監督は、犬を飼い始めたことが『オデュッセイア』のエピローグを、自分自身にとってよりエモーショナルなものに変えたと述べている(下の動画の13分41秒頃より)。

「私は犬と一緒に育ったわけではなく、私の子どもたちが幼かったころも、彼らがどれほど懇願しようと、飼おうとしませんでした。子どもたちが全員、大学に進学して家を出た後になって飼い始めたのです。子どもたちはそのことに少し腹を立てていますが」

「ついに犬を飼うようになって……ええ、それは人生を変えることですね」

『オデュッセイア』は、撮影中のコードネームが「Charlie's Tale(チャーリーの物語)」とされていた。

番組のパーソナリティ、アリ・プラムが「オデュッセウスを演じたマット・デイモンの犬の名前もチャーリー」であることに触れると、監督は「そう名付けられる運命だったんですよ」とジョークを飛ばしていた。

主人公のオデュッセウスを演じるマット・デイモン Melinda Sue Gordon/Universal Pictures

ノーラン監督と妻のエマ・トーマスがプロデューサーとなっている同作には、マットに加えてアン・ハサウェイが妻ペネロぺ役で出演。そのほかトム・ホランドがオデュッセウスとペネロペの子テレマコス、ロバート・パティソンがアンティノオス、ジョン・レグイザモがエウマイオス、そしてゼンデイヤがアテナを演じている。

『オデュッセイア』は、日本では2026年9月11日(金)より公開予定。

From Digital Spy

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