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2年ぶりの連絡に「既読」だけ。止まった数日間

  • 2026.7.29
ハウコレ

2年ぶりに元恋人へ送った、たった1通のメッセージ。『久しぶり』から始まる下書きを、何度も書き直しては消してから、私はようやく送信ボタンに指を伸ばしました。

2年前、彼が別れ際に残した一言

2年前、私たちは同棲していた部屋で別れました。彼は自分のペースを取り戻したいと繰り返し、私はそれを引き留めるだけの言葉を言えないままうなずきました。

「もう1度、自分で自分を立て直す時間がほしい」

彼のその一言は、私が彼に甘すぎていたのだと気づかせるには10分でした。あれから、朝は自分で起きて、休日は自分の予定を作り、迷ったことは自分で決める。少しずつ、そういう日々を積み重ねてきたつもりでした。

既読の文字がついたまま、何時間も動かない画面

「久しぶり。もし迷惑じゃなかったら、1度だけ会って話したいの」

文面はそれだけにして、句読点を3度確認してから送りました。送信からわずか数分で、既読の文字がつきました。彼とのメッセージ画面を何度も開いたり閉じたりします。数時間が経ち、日が変わっても、既読の文字はそのままでした。

返信を待つあいだ、私の中で膨らんでいった想像

迷惑だったのかもしれない。連絡先をブロックするのを忘れていただけで、本当は関わりたくなかったのかもしれない。もう別の誰かがそばにいて、私からのメッセージは邪魔でしかないのかもしれない。返信のない画面を眺めるほど、勝手な想像だけが膨らんでいきました。

そして...

返事がないことが、返事なのかもしれない。そう思えるまでには、まだ何日か時間がかかりそうです。それでも、彼から2年前にもらった一言のおかげで、私は今、自分の足で生活できています。もっと私の心が強くなるその時まで、もう少しだけ、スマホを伏せておこうと思います。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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