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配達員「9番を押してください」不在連絡と思いきや…墨田区の注意喚起に「うちにもかかってきた」

  • 2026.8.13
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

荷物を受け取れなかったとき、「不在連絡票」をもらったことのある方も少なくないのではないでしょうか?「自分の在宅している時間に再配達を頼めるので便利!」「よく活用している」という方もいることと思います。

しかし、そんな「不在連絡票」を悪用した詐欺が、最近増えているようです。

2026年8月9日(日)、東京都墨田区の危機管理情報を発信する公式X(旧Twitter)アカウントが、ある注意喚起を発信しました。郵便局をかたり、不在配達を口実に個人情報を聞き出そうとする詐欺電話への注意を呼びかける内容です。

はたして、どのような手口なのでしょうか?投稿の内容とあわせて、対策やSNSの声をご紹介します。

「9番を押してください」郵便局をかたる電話の手口とは

まずは、注意喚起の内容を見ていきましょう。墨田区の危機管理情報を発信する公式Xアカウント(@sumidaku_kouhou)は、2026年8月9日(日)、次のように投稿しました。

投稿によると、不審な電話は自動音声のガイダンスで始まります。「荷物を配達したが不在だった」と告げ、9番を押すよう促す内容です。

案内に従って9番を押すと、今度は担当者を名乗る男が電話口に出ます。そして「調べるので」と言い、氏名や住所、生年月日を尋ねてくるといいます。

一見すると、本物の不在連絡のようにも思えるかもしれません。しかし、郵便局が電話の自動音声で個人情報を尋ねることは、通常ありません。荷物に心当たりがあると、つい応じてしまいそうになる点が、この手口の怖いところです。

「一旦切って相談を」詐欺電話の見分け方と対処法

墨田区で確認された電話は、数ある手口のうちの一つにすぎません。郵便局をかたる詐欺電話は、ほかにもさまざまな手口が確認されています。

日本郵便も、公式サイトで同様の注意を促しています。配達する荷物にトラブルがあると伝えるものや、預かり期限を持ち出すものなど、切り口はさまざま。一つの言い回しだけを覚えても、対応しきれないのが難しいところです。

こんな電話に要注意!詐欺に共通する特徴

そこで役立つのが、怪しい電話に共通して見られるパターンを知っておくこと。日本郵便は、不審な電話の主な特徴として、次のような点を挙げています。

・自動音声によるガイダンスを流し、お客さまがプッシュボタンを操作するとオペレーターにつながる。
・「日本郵便のお客様サービス相談センター」「検査部等の部署名」「実在する郵便局名」や「偽の担当者名」を名乗る。
・発信番号が+から始まる国際電話番号から電話をかける。
出典:日本郵便や郵便局を装った不審な電話にご注意ください(日本郵便)

いずれも、今回の墨田区の事例と重なる部分が見られます。もっともらしい肩書きや実在の名称を出し、本物と思い込ませるわけですね。

着信の番号表示にも、見極めのヒントがあります。「+」の記号で始まる番号には、一度立ち止まったほうがよさそうです。

出ない・切る・相談する!今すぐできる対策

被害を避けるために、日頃からできる備えもあります。墨田区は、危機管理に関する投稿の中で次のような対策を挙げています。

  • 留守番電話やナンバーディスプレイを活用し、知らない相手の電話にはそもそも出ない
  • 着信の番号をよく見て、「+1」「+44」など海外からの番号かどうかを確かめる
  • 固定電話やひかり電話にかかる海外からの通話は、無料で止める手続きができる

固定電話・ひかり電話にかかってくる海外からの電話を止めたいときは、最寄りの警察署か、国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)に連絡しましょう。

また、もし電話に出てしまっても、落ち着いて対応することが肝心です。少しでもおかしいと感じたら、その時点で通話を終わらせてかまいません。そのうえで、身近な人や警察に相談すれば安心です。判断に迷うときは、警察相談専用電話(#9110)に相談することもできます。

こうした情報を、離れて暮らす家族とも共有しておけると心強いですね。

「うちにもかかってきた」SNSに相次ぐ体験談と注意の声

今回の注意喚起には、SNSでもさまざまな声が寄せられていました。実際の反応を見てみましょう。

まず目立ったのは、「自分のところにも同じ電話がかかってきた」という体験談です。

  • 自動音声で郵便局を名乗り、不在の荷物があると案内された
  • 指示どおり番号を押すと人が出て、名前や生年月日を尋ねられた
  • 番号を押す前に、おかしいと感じて通話を切った

今回、墨田区が注意を促した手口と、そっくりの電話です。実際に受け取った人が各地にいることが、うかがえます。

続いて、郵便局以外をかたるパターンを挙げる声も見られました。

  • 大手の通信会社を名乗り、料金の支払いを求める自動音声がかかってきた
  • 電力会社をかたる同じような電話も、以前から耳にする

自動音声で不安をあおる手口は、郵便局に限った話ではないようです。名前を変えて、さまざまな形でかかってくる点にも注意したいところです。

こうした電話への対処法を共有する声も、多く寄せられていました。

  • 向こうからかかってくる自動音声の電話は、出ずにすぐ切っている
  • 本当に必要な連絡なら、機械ではなく人が直接かけてくるはず
  • 名前を聞かれたので「かけ直します」と伝えたら、無言で切られた

「不審な自動音声だと気づいた時点で切る」という向き合い方をしている人が、少なくないようです。

さらに、郵便局のシステムをふまえた指摘も見られました。

  • 不在のときは、ポストに不在連絡票が入るのが本来の流れだ
  • 配達側が相手を把握しているのに、生年月日まで聞くのは不自然だ
  • 再配達をこちらから電話で頼むと自動音声だが、逆にかかってくることはない

配達の仕組みを知っていれば、電話の不自然さに気づけるという声です。落ち着いて考えれば見抜ける手口だと、あらためて感じさせられます。

家族とも共有して、被害を防ごう!

今回は、郵便局をかたる詐欺電話への注意喚起と、SNSの声を紹介しました。

墨田区の投稿によると、電話は自動音声で始まり、不在配達を口実に番号を押させ、個人情報を聞き出そうとするものでした。日本郵便も、同じような不審な電話への注意を呼びかけています。

SNSでは、同じ電話を受けたという体験談や、郵便局以外をかたる例、出ずに切るという対処、そもそも今回のような電話は不自然だという指摘まで、さまざまな声が見られました。

大切なのは、荷物に心当たりがあってもあわてて応じないことです。少しでもおかしいと感じたら一度電話を切って、家族や警察に相談する。それだけでも被害を防ぐことにつながります。

不審な電話は、自分だけでなく、身近な人にもかかってくるかもしれません。今回のような手口があることを、家族とも話しておけると安心ですね。


参考:
墨田区危機管理(@sumidaku_kouhou)公式Xアカウント 2026年8月9日投稿
日本郵便や郵便局を装った不審な電話にご注意ください(日本郵便)


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