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飛行機で「帰りたくない」号泣する『子ども一人旅』の女の子→CAがとった“心温まる対応”にほっこり

  • 2026.8.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは。元CAのマンゴーアレルギーです。

夏休みになると空港では、少し特別な光景が増えます。

それは、小さな旅行バッグを持って、緊張した顔で飛行機に乗り込む子どもたち。

航空会社各社には、小学生のお子様の一人での移動をサポートするサービスがあります。

初めての飛行機にドキドキする子、慣れた様子で搭乗する子。客室乗務員時代、私はこのサービスで乗ってくる子どもたちを見るのが楽しみでした。

たくさんの子どもたちを見ていると、私の中で「お子様一人旅には3つのタイプがあるな」と感じるようになりました。

小さな搭乗者たちとの出会い。機内で見えた3つのタイプ

1つ目は「見た目は子ども、中身はすでに大人」なタイプ。

「何度も乗っているので大丈夫です」
「飲み物はいりません」

と、まるで小さなビジネスマンのような落ち着きです。

こちらが「お手伝いすることはありますか?」と聞いても、「大丈夫です」と完璧な返答。

座席では宿題をしたり、本を読んだり、自分の世界を楽しんでいます。

次に「元気いっぱい興奮」タイプ。

とにかく元気いっぱいで、飛行機に乗る前からワクワクが止まりません。

「おばあちゃんのお家に行くんだよ!」と嬉しそうに教えてくれます。

飲み物もドリンクバー並みにたくさん飲んでしまい、CAとしては「そろそろトイレに行っておこうか?」とタイミングを考えることもあります(笑)。

そして3つ目が「おとなしい優等生」タイプ。

しっかりしているけれど、少し控えめ。

質問されればちゃんと答えられる。でも、本当は言いたいことが胸の中にいっぱいあるタイプです。

実は、私が一番多いと感じていたのが、このタイプでした。

特に帰りの飛行機では、楽しかった夏休みとの別れが寂しくなり、涙が出てしまう子がいます。

私が忘れられないのも、そんな一人の女の子でした。

夏休みの間ずっと、おじいちゃんやおばあちゃんの家で過ごしていた女の子。
始業式を数日後に控えた夕方、一人で帰りの便に搭乗しました。

座席に座る前から大泣きしていて、声をかけると、

「こんなに長く帰省したのは初めてで……本当に楽しかった、帰りたくない」

と話してくれました。

泣いている理由は「寂しさ」ではなく「大切な思い出」だった

その時、私が考えたのは「泣き止ませること」ではありませんでした。

「大丈夫だよ」と言えば、一時的には落ち着くかもしれません。

でも、その涙は寂しいだけではなく、「それだけ楽しい時間を過ごせた」という証でもあります。

私は、その気持ちを無理に消すのではなく、思い出として形にするお手伝いができないかと考えました。

そこで、飛行機の絵葉書とペンを持って行き、

「よかったら、おばあちゃんにお手紙を書いてみる?飛行機を降りてから送れるよ」

と声をかけました。

すると、その子は「書きたい」と答えてくれました。

絵葉書を書き始めると、少しずつ表情が変わっていきました。

到着する頃には涙も落ち着き、書き終えた絵葉書を大切そうに持って飛行機を降りていく姿がとても印象的でした。

CAが大切にしていた「寄り添う」という仕事

この経験から、子どもの小さな変化に気づくことの大切さを改めて感じました。

一人旅では、しっかりしているように見える子でも、心の中では不安や寂しさを抱えています。

安全に目的地へ届けることはもちろんですが、その子が安心して旅を終えられるよう寄り添うことも、客室乗務員の大切な役割です。

飛行機の一人旅は、子どもにとって大きな冒険です。

親御さんは離れている間、心配されると思いますが、機内ではCAが安全面だけでなく、心の面でも見守っています。

夏休みの小さな冒険が、子どもたちの自信や成長につながりますように。


ライター名: マンゴーアレルギー

グランドスタッフ3年、客室乗務員として7年勤務した経験を持つ元航空業界人。航空業界での経験や子育てで得た学びを生かし、思わず「なるほど」と感じてもらえるような体験談や、暮らしに役立つ情報をわかりやすくお届けします。


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